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生徒と私に必要な”幸せについて”の授業が始まります

一週間の感謝祭休みも終わり、いよいよ月曜日から冬学期が始まります!

今年からのオンライン授業で時間割が変わり、何年かぶりに選択科目を教える時間ができたため、必修の授業で教えられないものをカバーしたいと思い新しいコースを作りました。カリキュラムの制限がある必修科目とは違い、選択科目は内容や教材も自由に組み立てられるので、その準備段階はまた違った楽しさと苦労があります。この1週間はほとんどがその準備に消えてしまったけれども、自分が生徒と一緒に楽しく学びたいことに焦点を置ける時間のための準備だったので充実したものとなりました。

新しいコースのタイトルは ”幸せを理解する”
色々な分野、例えば科学、心理学、音楽、文学、言語学、人類学、美術 の視点から決まった形のない “幸せ” というテーマを掘り下げる内容です。
私の大好きで得意な Integrated Learning という複数の観点を組み合わせて新しい知識を増やし、理解を伸ばし、視野を広げる、という生徒個々が自由な発想を生かせる形の学びの場です。

本を読んで、音楽を聴いて奏でて、歩いて、触って、観察して、書き留めて、会話して、挑戦をして、謎を解いて、過去と未来に思いを馳せ、手で作り、シェアをして、笑う。そんな時間が今のティーンエイジャーに必要なのではないかと常々感じ、また教師としてもそんな時間を彼らと過ごすのが必要だと信じているので本当に楽しみです。

対象は9年生から12年生(中3から高3)までですので子供なりにも“経験”を元に自分の幸せを考え、分析し、シェアできます。
子供達はどんな形の幸せを“真の幸福”と捉えているのか、どうやったら幸せになれると考えているのか、どんな新しい幸せを見つけ、今まで気づかなかった幸せを感じられるのか。
そんな光る瞬間を共有できることが、私にとっての幸せになるであろうと想像しています。

機会を見てどんな内容の授業をしたかをここでシェアしていきたいです。

これを読んでいる方の幸せはどんな形でしょうか。
今日の幸せはどこにありましたか?
誰かと分け合う機会がありましたか?


シマフィー

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