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寝不足の理由

うちにはテレビがない。正しくはテレビはあるのだが映画を見るためにブルーレイに繋いであるだけでテレビは映らない。よって何時間もだらだらとテレビを見ることはない。(*アメリカ東に在住です)

なのにここ何週間か、だらだらとネットでテレビを見ている。やめられない!

ジョニー・デップとアンバー・ハードの名誉毀損裁判がほぼ毎日ライブで放映されており、夜になるとそのダイジェスト版をだらだらと見ているのだ。

(クリックしてもらうとわかるが毎日8時間以上あるw)

日本ではどれだけ話題になっているかわからないけれど、二人の証言内容、弁護人チームや証人喚問に出向いた友人などの証言なども含めてこの裁判はアメリカでは毎日すごーく話題になっている。

この裁判はアンバー・ハードが家庭内暴力の被害のすえジョニー・デップと離婚し、その後新聞で暴力をでっちあげジョニーをいわれのない加害者にした、ということでジョニー側から50ミリオンの裁判を起こし、それに対抗してアンバー側が100ミリオンで裁判を起こし返したというもの。

アンバーはこれまでにDV被害者として色んな番組でスポースクマンのようなふるまいをしており、ジョニーは離婚で訴えられDVを”暴露”されて以来いわゆる”干されている”状態になっており、真実を公にし汚名払拭するために裁判をおこした。

エンタメ業界はハラハラしながらの(ワクワクしていたかもしれないが)裁判の幕開けだったが、蓋を開けてみれば出てくるのはアンバーのサイコパスぶりと彼女がこれまでに作り上げた嘘(であろう)の数々で、視聴者は面白がるよりもそのありえない狂気にドン引きしている。

何度も涙のない嘘泣きをし、自分の発言に矛盾したことをいい、殴られて鼻が折れた(と思った)翌日に完璧な姿でテレビに出ているのを暴露されたり、何度も殴られてアザができたと言っているのにその写真がなかったり、ジョニーに汚い言葉で喧嘩をふっかけているの録音が何度も流れたり・・・それでも法廷では陪審員の方を向いて苦痛に歪む表情でわけわからんことを訴えたりしている。

多分世間の99%はジョニーに心から同情していると思う。

ジョニーはアンバーのDV発言のせいでディズニーがあのパイレーツオブカリビアンシリーズを打ち止め、ファンタスティックビーストの出演もなくなったらしい。彼が被った(もしアンバーが本当にサイコパスなら)被害は50ミリオンどころではないだろう。

更には二人の弁護団の比較も話題になっている。

アンバーの弁護士はなんとなくグダグダで素人の私が見ていても”それはいかんのちゃう?”という質問をしたりして顰蹙を買っている。そしてあまりアンバーと仲が良さそうではない。

ジョニーの弁護団はキレッキレでみんなジョニーと仲が良さそうだ。休み時間も仲良くおしゃべりしたりしている。
この中に若い女性の弁護士もおり、彼女たちも注目を集めている。

これはドラマではなく実際の裁判で、たくさんの人たちの運命がかかっているのでこんなことを言っては申し訳ないかもしれないが本当に 面白くて やめられない。

もうあと何日かで判決がでる。

審判員たちがどんな理由でどんな判決を下すのか、それを見届けるまで寝不足の日は続く。

シマフィー 

アンバー・ハードの狂気を見たい方はこちらをどうぞ!


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