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プレッツェル / しまだ

始まりの話をしよう 君を見つけたときの話を いつも教室のどこからか 聞こえていた君の声 あまりに澄んだ声で 僕の耳を流れて消えてった 初めて電話をしたあの夜 まだおぼろげだった君の顔 聞きなれた綺麗な声で 光って見えていた君の 光らないところを知った 僕と同じ匂いを見つけたんだ 午前3時の「おやすみ」 これからの話をしよう 君がうなずいてからの話を いつも君がいることに 慣れてしまいそうだけど あまりに君が面白いから きっと大丈夫だ 初めて抱き合ったあの夜 まだ知ら

    • Guuzen / しまだ

      たとえばあられの夜を歩いたとして 僕とぶつかったヤツが1万個いたとして ぶつからなかったその他大勢とどこが違ったのだろう 僕らの出会いは偶然なんだよ 運命だって信じたいけど 無理があるのは分かるだろう? だって出会うまで君を知らなかった だって出会うまで僕を知らなかった でもこのどうしようもなく偶然をさ 運命的だとか言ってみたくなるんだ それが愛ってもんなんじゃないかな

    プレッツェル / しまだ