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「ピンチをチャンスに」と言うのは簡単だけど。

コロナウィルスが流行しだして、今に至るまで私はどこまでも他人事だった。

私には関係ないと、ニュースも見ず、特に焦ることもなかった。トイレットペーパーやティッシュがなくなると言うデマにも、無関心から気にすることもなかった。

小中高が休校になると言うニュースを聞いたときには、「安倍首相は頭がおかしい」と愚痴だけを残して、保育園児の母ちゃんである私は、評価はするも他人事。

でもふと見てみるとそこには、休校を見越して対応していた校長、政府の要望を聞きながらも独自の対策を取る若い市長、困っているユーザのためにサービスを無料開放する企業。「この事態を自分たちだったらどう対応できるか」を考えようとした姿が、なんかめっちゃかっこいいなって。

この1ヵ月、これらの成果を残した人たちと、愚痴だけを言って知らんぷりなわたし。どこまでもどこまでも格好悪いなと思った。

「ピンチをチャンスに」という言葉は、どの本でも言われてきて、読むたびにそうだよなぁと思っていたはずなのに。

実際そういう場に居合わせると、無関心で当事者感覚になれない私がいる。こんな自分から早く抜け出したい。「競うべき相手は無関心」その通りだなと思う3月の朝。

いま、生かされていることに感謝して、人のせいにせず、騒がず、自分ごととして何ができるか。淡々とまっとうしていきたい。

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