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どんなお客様が買っているか想像してみる!

今週もお疲れ様でした。しま店長です。

実店舗がある場合には来店されるお客様と実際に会って接客ができるので、どんなお客様が来店して買い物をしているかはわかりますが、楽天市場のようなネット通販の場合にはお客様と直接会うことが出来ませんので、どんな方が自分のお店に来ているかを確認することは難しいです。

実際に買い物をされた方は顧客情報をみて性別、年齢、お住まいの地域などはわかりますが、買い物をされていないお客様の情報はわかりません。

もしかすると商品とターゲットがあっていない場合にはせっかく商品を見てもらっても購入までに至らず、他の店舗に行ってしまっている可能性もあります。

自店舗の商品を幅広い年代層や男性女性を問わず買っていただきたいですが、実際にはそのような万能な商品はなかなかありませんね。
また、ターゲットが定まっていないとお店の雰囲気作りやテーマカラー、フォントのイメージなども決めるのに悩んでしまいます。

実際にお客様を確認することができない通販でどのようにして販売戦略を立てていくか、それは架空のお客様のイメージを作り、そのイメージしたお客様に買ってもらえるようにお店作りをして行くことです。

ペルソナ戦略と言われている方法ですが、商品を買うお客様の年齢や性別、家族構成などのイメージを作ることで販売方法を決めていく方法です。

年齢は? 10代、20代、30代、40代、若い人向け、大人向け、年配向け
性別は? 女性向け、男性向け、男女問わず
家族構成は? 一人暮らし、夫婦のみ、赤ちゃんがいる家庭、小学生がいる家庭など
購入目的は? 自分用、プレゼント用(友人、親、恩人)

ご自身のお店の商品をどんな方が買っていかれるのか、もしくは買ってもらいたいのかを考えてみて、紙に書いてみると良いです。
出来る方は書き出した言葉をもとにお客様を絵に書いてみるとよりイメージが分かりやすいですね。

そのイメージをもとにお店にイメージカラーやバナーに使用するフォントなどを決めていくと良いと思います。

例えば若い人向けのお店の場合には明るい色を使用する、年配向けのお店の場合には落ち着いた色合いを使用する。 フォントも男性向けの場合には力強い太めのゴシック、女性向けの場合には細めの字体を使用など、お客様のイメージを作ることでお店の方向性が見えてきます。

楽天市場RMSで自分の店舗に来ているお客様の年代や性別、年代別男女比率などを見ることができますので、まずはこれまでのデータを確認して、自分でイメージをしていたお客様イメージと実際に来ているお客様のイメージがあっているかを確認してみてください。

RMSサイドメニューから、【データ分析】→【販促効果測定】→【顧客分析レポート】で見ることができます。

しま店長のお店でも、入社した当時はお客様イメージが出来ていなかったので、お店の方向性が決まっていませんでした。

データを確認したところ、購入している年代は40代以上で、女性のお客様が8割でした。 購入の際にはギフト包装を選ばれる方が多かったことから、ご自分用よりもプレゼントや贈り物の需要が多いと思い、ギフトサービスに力を入れていこうと決めました。

まず商品ページ内でその商品がどのようなラッピングで届くのかを実際に商品を使った画像を入れました。また、特別な贈り物用に通常ラッピングよりもワンランク上の有料ギフトラッピングページを作成して合わせて購入をしていただけるようにしました。

また、贈り物にあわせてメッセージカードも用意して無料で選べるようにしました。 贈り物のシチュエーションをイメージして【お誕生日おめでとうございます】、【いつまでも元気でいてください】、【ありがとうございます】、【おめでとうございます】の4種類を用意して、ご希望があれば指定のメッセージも用意しています。

また、店舗から贈り物を直送でプレゼント先に届ける場合には、どんなラッピングの状態で発送をされたのかが一番気になる点だと思いますので、商品発送前に実際に送る商品の写真を撮り、ご注文者様に画像を送って商品を確認するサービスも行うようにしました。

この画像のサービスはとても好評で、レビューにも書いていただける機会が増えました。 レビューに書いてもらえると、そのレビューを読んだ他のお客様からもプレゼント用のご注文も増えてきたように思います。

自分のお店で購入をしているお客様をイメージすることができれば、何が足りないのか、どんなサービスを増やしていけば良いのかが見えてくるかもしれません。

楽天市場RMSのデータ分析からは色々な情報を見ることができますので、ぜひ活用をしてお店の売上げアップに役立ててくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
月曜からも店舗運営を頑張って行きましょう!!

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