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18きっぷでおりたたみ自転車輪行旅 鹿島神宮~潮来~佐原

皆さん、いかがお過ごしですか、しまたかです。

以前に18きっぷで東海道の旅をした記事を書きましたが、この時点で全5回分のうち3回を使ったので、残りの2回は近郊への日帰り旅行に使いました。
今回はそのうちの一回です。

今回は東京駅から電車で鹿島神宮へ飛び、そこからおりたたみ自転車で潮来、そして佐原へ向かうルートです。
東京から鹿島神宮までは乗り継ぎで2時間半でしょうか、片道で1,980円。


サイクリストの朝は早い。
ということで、まだ夜が明けない東京駅から総武線快速に乗ります。

朝ごはんは車内で。
千葉駅で途中下車し、マンヨー軒で駅弁を購入。
「トンかつ弁当」はご飯の上にトンカツを載せただけという実にシンプル。
でも、これがいいのです。
包み紙のイラストがどこか懐かしみを感じさせます。

車窓は一面、田んぼの風景。
これ、東京の隣県の風景ですよ。
田植えを過ぎて水田のころに見たいですね。

佐原駅で鹿島神宮行きの電車に乗り換え。
電車は0番ホームから出ます。
0番ホーム、なかなかお目にかかれないですよね~。

鹿島線は単線、広い利根川と北浦を一本のレールが渡ります。

鹿島神宮駅へとうちゃこ。
ここで自転車を組み立てて、サイクリングの開始。
しかしこの駅にはエレベーターがないのが不便。
JRの”B.B.BASE”というサイクリング列車も停まるんだし、何より今時バリアフリーにやさしくないのはどうかなぁ。

さて、ここからはトイカメラで撮った写真でも追っていきたいと思います。
使用カメラはDiana+FLa Sardina Camera 8Ball Editionです。


鹿島神宮駅を出て坂を上る途中で。塚原卜伝はここで生まれたのか。

これから向かう鹿島神宮は高いところにあるので、駅からひたすら坂を上ります。

常陸国一之宮・鹿島神宮にとうちゃこ。大鳥居の前で⛩🚲

近くの駐輪場に止めて、お参りします。

境内の鹿園にて。鹿がいっぱい🦌 ここでは鹿は神の使いとして大事にされてます。

鹿といえば奈良と厳島ですが、実はここ鹿島と奈良では鹿絡みで関りが深いみたい。

お参りを済ませて、近くで昼食を取った後、長い自転車旅の始まり。

北浦をチャリで渡る途中で。水に浮かぶ赤鳥居⛩


潮来の造り酒屋さん。白壁に挟まれた細い路地で🚲
潮来の造り酒屋さん。細路地に沿って白壁が続いていて、奥行きの広さを感じさせます。
潮来の造り酒屋さん。ここでは随時酒蔵見学できます。お土産に購入🍶


潮来の旧街道沿いにて、立派な長屋門を見つけたので、その前で🚲

途中の潮来、旧道沿いには古い佇まいの街並みがボチボチ残っています。
潮来の造り酒屋さん「愛友酒造」さんは、酒好きなら立ち寄り必須ポイントですよ。

ここは内川廻しの水運で栄えた場所で、津軽藩の蔵屋敷もあったらしい。


時季外れの水郷あやめ園へ。あやめが咲き誇るのは5~6月。

水郷の風景を辿りながら、潮来を後にします。
もっとも、途中でパンクに遭い、自転車屋さんで修理したロスがありましたが💦
ほんとうに自転車屋さんがあって助かりました。
山道ではそうはいきませんからね。
ちょっとした修理道具は用意しといたほうがいいかも。

常陸利根川の上で。


利根川沿いの自転車道。海から34㎞の地点。


ここにも鳥居⛩ なんでも鹿島神宮の”一の鳥居”だとか。

利根川のサイクリングロードは結構走りやすい。
海側は銚子まで伸びているので、健脚ならあそこまで足を運ぶのもいいかも。

最終目的地の佐原にとうちゃこ🚲
この時は暗くなりかけでしたからね。
伊能忠敬の出身地であり、その旧宅も残っています。
この後は夜の街並みを撮っていきました。
ここらで”鯖缶カメラ”の出番です📷

佐原の古い街並み。日没とともに明かりが灯されます。


利根川水運で栄えた佐原の街並み。撮ってみると古い絵葉書みたいに📷


赤煉瓦の建物は元銀行。大正3年築。西洋建築があるのは近代以降も栄えていた証拠。

観光地でもある佐原の街並みですが、日が沈んだ後の雰囲気もまた格別。
人通りが少ないので、静かな佇まいでした。

佐原から乗り継ぎで東京へ帰ります。
佐原から東京までは通常2時間ちょいで1700円ぐらい。
往復でも十分1回分の元が取れます。
18きっぷ日帰り旅にはピッタリだと思いますよ。


今回の行程は約30㎞。
鹿島神宮駅から鹿島神宮への坂を除けばほぼ平坦、狭い旧道の交通量が多いのを除けば楽に行けたかな。


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