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僕は「うた」でできている

みなさん、こんにちは。実家がお寺なのでお経でも日々聞いてるのか、とよく聞かれるしまさんです。普段は一切聞きません。何ならポップソング、ロックソングばっか聞いてます。

ここ最近、noteで書いているものが、「うた」にかかわるものが多いので、そもそもの根本的な話を少ししようと思います。
※下記が「うた」にかかわることと日々の気づきをまとめたnoteです。

僕が「うた」に関係する記事を書くようになったのは、多分「歌が僕の哲学を構成している」からじゃないかなと思います。ただ、あくまで仮説なので、仮説検証してみようと思います。つまり、僕の哲学において歌の歌詞によって語られる部分を探すのです。

人生哲学にある「うた」 

僕の人生哲学に影響を与えたアーティストを2つ挙げようと思います。

ひとつは、甲本ヒロトと真島昌利です。出会いは中学二年の夏なので、かれこれ10年くらいのお付き合いです。

中学2年の時に聞いた最初の曲は、(ド定番ですが)「リンダ リンダ」でした。特に響いたのは冒頭のフレーズ。

ドブネズミみたいに 美しくなりたい
写真には写らない 美しさがあるから

当時思いっきりいじめられっ子でした。特に人間不信が酷かったのもこの頃です。「大人は評価してくれるけど同年代は誰も評価しない」と本気で思ってました。(それは高校3年まで続きますが)

後輩から「優しい先輩」に認められて、「写真には写らない美しさって、こういうことか」と気付かされたのにはもう1年時間が必要でした。

出会いから10年、色んな影響を受けたのですが、具体的に受けた影響はまさに「人生観」でした。

「人生を楽しめ、今がサイコーだから」

2人から伝えられたことは「人生を楽しめ、今がサイコーだから」ということだったと思います。

彼らの影響で、「やりたいことやって、人生を楽しんで、死ぬ時はスパッと死ぬ」っていう人生観にたどり着きました。

具体的な曲名を挙げていくと、ブルーハーツの時は「ほんの少しだけ」「TRAIN TRAIN」「少年の詩」、ハイロウズの時は「即死」「サンダーロード」、一瞬だけあったソロでは「天国生まれ」そしていまのクロマニヨンズでは「生きる」と、正直たくさんあって紹介に困りますw

すでに下の記事にも書いていますが、今後はnoteでそれぞれ更新してみようと思います。

「そんなふうに僕は生きたいんだ」

もうひとつ、人生哲学に影響したうたをあげるなら、「1/6の夢旅人」を挙げたいです。

樋口了一さんという、そこまで有名な方ではないのですが、伝説のやりっぱなし深夜番組「水曜どうでしょう」のテーマ曲「1/6の夢旅人(ろくぶんのいちのゆめたびびと)」は非常に爽快感があります。

特に好きなフレーズがいくつかあります。

世界じゅうを僕らの 涙で埋めつくして
やりきれない こんな思いが 今日の雨を降らせても
新しいこの朝が いつものように始まる
そんな風に そんな風に 僕は生きたいんだ 生きていきたいんだ

このフレーズは、「切り替えて、今日を生きていこう」という気にさせてくれるのですが、表現が秀逸だと思ってます。特に「そんな風に そんな風に 僕は生きたいんだ 生きていきたいんだ」と一つの言葉を2度ずつ繰り返しているところ、決意の強さが聞こえてきます。

たどり着いたら そこがスタート
ゴールを決める 余裕なんて今はない
誰かを愛することが 何かを信じ続けることが
なにより今 この体を 支えてくれるんだ

こちらは特に最初「たどり着いたら そこがスタート ゴールを決める 余裕なんて今はない」とずっと駆け抜ける「人生」そのものを描いているかのようです。

よく、大学受験や就活で「入ってからが重要であって、あくまで合格(内定)することはゴールじゃない」といわれるのですが、「たどり着いたら そこがスタート ゴールを決める 余裕なんて今はない」といわれたら、改めて走り抜ける人生の中のワンパートなのかなとうなずけます。

全歌詞はこちらから↓

僕はうたでできている

改めて、人生で影響を与えた曲って色々あると思うんだけど、うたに救われた経験って強烈に残るんですよね。

ブルーハーツしかり、樋口了一さんしかり。

だから、今後も「うたと人生論」について、noteで書き続けていければ、と思います。新しい歌の出会いがあなたの人生を1ミリでも良くなるように。


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