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042.NHKテキストで上達を目的としない英語の勉強を始めました。

私、英語が全然できないんですよね。少し喋れたら良いな〜と思って、10年くらい前にNHKラジオの英語講座を聴いて勉強したことがありました。高校の時に英語がよくできる友人がラジオ講座で勉強して成績が上がったと言っていたのを思い出して。真面目に努力すれば、きっとカタコトくらい話せるようになるかな、と。

果たして…。「基礎英語1」「基礎英語2」「英会話入門」「実践ビジネス英語」「入門ビジネス英語」を2年間熱心に聞いて、何度も聞いて唱えたりノートを取ったり勉強したのが、面白いほどにさっぱり身に付かなかった。「英会話入門」2年間で「Watch out!!」を覚えたくらいで、「実践ビジネス英語」では、カラオケを「キャリオーキ」みたいに発音するとか、「コウベビーフ」や「プライムミニスターシンゾウアベ」のような日本語関連ワードにばかり脳が反応して(日本語が好き過ぎる)。未だに観光客に道を聞かれても、海外からの電話を受けても、無言でゼスチャーか日本語で返事するのみなのだ。

電車で、教科書の例文通りの英語をビデオ通話で喋っている中年カップルがいて感激した。

ラジオ講座では、講師の先生の日本語で話すエピソードやビニエットの日本語訳ばかりを記憶。アメリカでランドリーバーが流行ってるとか、クリティカルシンキングの考え方、Z世代についてetc. さすがに時間の無駄と気付いて、英語の勉強は2年で終了したが、杉田敏さんの「実践ビジネス英語」のビニエットの面白さだけは心に残った。レベル的にも背伸びもいいところだったので英語力は身に付かなかったけど、アメリカ(ニューヨーク?)の現代文化の理解の一助になった気がする。それで、無職になって時間ができたので、また「実践ビジネス英語」を聴いてみたくなってテキストを買いに行ったら、番組は無くなっており、年に4回、音声ダウンロードの付録付きのテキストが販売されていた。

春号を購入して、ぼちぼちと聴いています。Lesson 1は「Sober Curious Lifestyle(あえてお酒を飲まない生き方)」で、最近飲み過ぎの私にぴったりの内容。「hungover =二日酔い」とか「mocktail =ノンアルコールカクテル」「liquor-free =ノンアルコールの」「body fat =体脂肪」などの単語を知ることができてよかったですw ってか、今朝の「あさイチ」の一つ目のテーマが「女性の『問題飲酒』」で、断酒はできなくても減酒を真剣に考えねばなぁと思ったのでした。女性の方が体脂肪が多く、男性よりアルコールの影響を受けやすいとテキストにも書いてありました!

今回は、英語の上達はしないとわかっているので、文化を知る、という目的で気楽に続けるつもりです。それにしても、何か国語も話せる人もいるのに、何で私はダメなのかしら?語学習得に必要なネジが何かの拍子で飛んでしまったとしか考えられない。

翻訳小説が好きで、高校の頃にアガサ・クリスティの「もの言えぬ証人」のペイパーバックを買ってきて、辞書片手に自分で翻訳したり、Z会の長文読解の問題集を遊びで解いたりもしていた。ほどほどの進学校に通っていたので、実力テストが難しく、皆苦労していた中、一度だけちょっといい点をとった事があった。何のことはない、知っている単語から、高校生向けのテストに出そうな文章の内容を推察して長文問題を解いただけで、英語力でなく推理力で点を取ったのであった。
私の落とした語学習得のネジ、どこかで見つからないかな〜。


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