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20231013-1019 休職1週目

休職中に書いてたメモたち。2か月目休職に移ることになったので、経過整理も兼ねて。ちまちま出す。

1014 初日とAZUNANA

普通の土曜日なんだけど、休養をすることになった最初の日。洗濯は回す。 

いつもの土日に感じていた焦りがないことに気づいた。つまり、土日休んで遊びきって、そうしないとその後の5日の平日を乗り切れないぞ、という感覚がない。平日のために休まないと・遊ばないと次の一週間持たない、という気の張りがあったんだと気付いた。

INCUBUS CAMPやさらさのワンマンにはいきたかったけどまた今度。かわりに、これまでどうしても触れなかったDDJを、不思議に衒いなく何時間か触りつづけていた。
土日にクラブいって手売りで買ったEPたち、再生する心のよゆうがなかったものたちをつないでずっと揺れてた。

あとアニメも見始めた。
今期を追う体力には自信がなかったから、これまで気になっていたけど見通せていなかったたぐいのものたち。

気になったアプリゲームも始めた。喋れない少年と首だけの少女が、機械の住民が住む町をめぐって物々交換をしていく。


Caramel Collomnさんの作品。彼らの手になるゲームAlter Egoに救われたのが何年前だったろう。
同じチームの作品だから、信頼がある、静かな丁寧なゲームです。

あとあれです。昨晩この状態をインターネットで明かしてから、いろいろな個別の反応いただけて、うれしかったです。

適応障害は休むと一気に体調が悪化するときいているけど、いまのところは大丈夫。気分の落ち着いている日の土曜日という感じ、でも、いつもだったら寝て過ごしていきたかったパーティを見送った土曜日って、本当に地獄みたいなテンションになっていた気がするから、その意味ではかなり違うことが起き始めているかもしれない。
日曜日ものんびりやるか。そういえば職場に月曜朝イチで送るメール案は考えておかないといけないな。

1015

アラームは切ったがいつもと同じ出勤きっかりに起床。具合よし、ただ動悸がずっとする(1012のときくらい)。
診断書をどうしよう。郵送はお金がいるし、持参するのはもってのほかだから、今日日曜日オフィスに誰もいないタイミングで担当者の机においていくことにする。

加えて、もつれてる案件を、現時点情報だけでもまとめて同僚に引継ぐ資料をつくって印刷しておくことにした。

これが結果的にはダメだった。
印刷してメールたたいて、としている間に、無人のオフィスで危険な呼吸と動悸になった。
昨日ある程度元気だったから、自分の診断について本当のところ半信半疑だったんだけど、これは、勤務は本当にできない。

フォロワーから きちんと休みなさい と諭された。ほんとにね。

帰宅。診断結果について、直属の上司にメールを送った。
こういうときに、握られないように別ラインの係をCCに入れる、平衡して任用担当者にも連絡を入れる、みたいな手管も、まあ嫌なんだけど体が覚えてしまってる。

1016

上司から、短文でメールの返信があった。

残念です。中長期の引継ぎがあれば伝えてください。

残念、か。まあすごい人だな、と思った。
お大事にのひとことくらいほしかった、かもしれない。

何をしたかは覚えていない。ベランダで積んでいた本をめくっていた。
本の文字が大きく見えたり小さく縮んでみえたりした。
あと、休職してからこちら、これまでになく動悸がする。あるいは休職前から続いていたのかもしれず、それにこの静かな時間で気づけたのかもしれないけど。

夕方ごろに別のひと、前部署の上司からメールがきた。

きみは前の部署では十分よくやっていた、というねぎらいのことばがあって、
決壊したように泣いた。
簡単な社交辞令かもしれないけれど。

1017

再診。別の先生。
動悸が収まらないのは副作用でもないはずだからもう少し様子を見る。
動悸以外は元気で、その足で、モーニングをやっているカフェに行ったり、カルディでほしかったスパイスを買い込んたりした。
そういえばこういう、要らないけど美味しいもの、をぜんぜん買っていなかったな〜。

図書館でぼうっと本を読んだ。
特にこれ

一度本土コミュニティに入り、やがて離脱して、沖縄に出戻っていったひとびとに何が起きていたのか、
個別の聞き取りで浮きぼろうとする手つきがある。
受け入れようとした日本側コミュニティの状況(もちろん政治的意図込でもあり、また贖罪の意識もある)や、送り出した琉球政府の状況(戦後の人口構造のゆがみ、失業率)などもこみで、絡まった語りをときほぐし・ときほぐせないところを探していく。良い本です。

こう、静かに本に籠る時期がときどきやってくるなと気づいた。
前回は大学院浪人中。なんか一旦ぶち壊れて、図書館に籠って、出て行って、結局また出戻ってくる。

1017

部屋の中ぐらしが続く。なんですが、家事全般が急激に下手になってて驚く。
段取りをつくって風呂炊事家事をする、というルーティーンが、うそみたいにできなくなっている。具体的には朝ごはんを用意する時間が2倍くらいになっている。調味料をなくす。野菜をなくす。トースターの中に食パンが放置されとる。

逆にこれをざくざくやっていた労働期間は気が張っていたのかもしれない。

上司の上司との面談があった。
彼も今月着任したばかりで何が起きたのかもよくわかってない。(私と上司の間で。)
磊落な人だけど適切な距離感で話を聞いてくれて助かった。

彼も君のことあまりに叱責してたからそれはどうなんだって思ってたりしたけどねえ、という声をかけられたりする。客観的評価として受け止めつつ、まあ、今は、私の弱さのせいで職場にご迷惑おかけしてます、としか言えないところ。
あととにかくどもるなあ。
Web面談前に、リハーサルと頭整理兼ね、自分でこれまでの経過と今の考えをまとめるための独り喋り動画を撮ってみたりしたけどその時もたいへんどもったあり細かい不随意の動きが出てたりしてた。

面談の終盤、この課にはもう一度戻りたいと思う?という質問があった。
いまは正常な、理性的な(あるいは、より生き延びやすいような)思考ができる状態ではないと思います、そういう病気なので、と前置きしつつ、
その頭で考える限りは、上司との関係などを鑑みて、いまの職場にそのまま戻ることは想定できていません、と伝えて終了。

どうと疲れた。

1018

東京工芸大学で開催の展示会に行った。

帰りにその近く、中野坂上近辺で珈琲

美味しかったです。



店内にレコードが並んでいるのもいい。飾りでなく、店主さんがコーヒーを淹れつつ、盤を選んで変えてちゃんと鳴らしてる。

きたくラッシュ時間帯、逆流して新宿方面に歩く。新宿公園の北側ってけっこう立ち寄りやすそうなエスニック型の店が多い、行きたいかも

 蓮ノ空のストーリーを耳聴きしながら歩いた。

苦しすぎる、ここ

明日からは帰省です。

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