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夏の北海道 旅の備忘録 札幌編

2023年7月3日~7月7日の北海道の旅。
1日目2日目の函館を終えて、今度は札幌に移動です。

函館のホテルでまたまたがっつりイクラ丼(もはやご飯よりもイクラが多いという逆転現象丼)をいただき、レンタカーで札幌へ…。

高速をひた走り、倶知安を過ぎ蘭越に…。
実はこの蘭越、相方お母さんの生地…。
なかなか来られる機会はないので、相方がサプライズでコースに入れてました。

Google先生を頼りに、何とかなんとかたどり着いたのは、遠い親戚のおうち。
今は95歳超えの、相方お母さん姉妹のおばさんが一人暮らしをしているそうで…。
車道の端に下矢印の標識(ここからここまでが車道だよ、ということらしい)があるくらい、冬になったら道路が雪で埋まってしまうような場所で、しかも数キロ先にポツンポツンと診療所や商店があったけれど、歩いて10分圏内にコンビニもスーパーも病院もドラッグストアもある場所に住んでいる私には考えられないような場所…。
きっと気丈なおばさんなのだろう…と、会ってみたい気持ちもあったけれど、相方お母さん姉妹が頑なに拒み遠くから眺めてしばし感慨にふけっておしまいとなりました。

そして、なぜか相方お母さんが「野生のフキがたくさん生えているから採りたい!」と強く主張…北海道のコンビニ?セイコーマートで650円もするはさみを入手し、ご親戚のおばさん宅には寄ることもなく、道端に車を停めてせっせとフキの採取…誰の土地なんだろう…いいのか?まぁ、いいか…。
私はたまに通りかかる車から相方お母さんを守りながら、フキをまとめる係。
北海道まで来てフキ採取…どうやって持って帰るんだろう…と頭の中を???だらけにしながら、そのシュールな場面を眺めていました(笑)

気が済むまで(いや、多少物足りなかったかもしれないけれど)フキを採取したあとは、一路札幌へ…のはずが…。

何と札幌の手前でサクランボ狩りができるフルーツ園を発見!
女性3人の総意で立ち寄ることとなりました🍒
時間制限なしで一人1,000円で食べ放題!
樹になっているさくらんぼ自体きちんと見たことはなかった私。
たわわに実るさくらんぼにびっくり!


たくさんの種類がありました!

佐藤錦はもちろん、アメリカンチェリーみたいな黒っぽい色の「サミット」「黒真珠」という種類、黄色い「月山錦」…他にもたくさんの種類が…!
私は実が厚くて硬めの「紅てまり」という種類が気に入りました。
美味しかったなー!

帰るのは明日だしなぁ…と持ち帰りは諦めていたのですが、相方お母さん姉妹はしっかりかごにたくさんのサクランボを摘み取ってました!
なんて素敵♬
そして、そのサクランボの安いこと!ショートケーキが6個くらい入る紙箱に8分目くらい入れて1,700円!大きめのトマトが5個くらい入るプラケースにいっぱいに入って1,100円。
食べるだけだった私に、相方お母さん姉妹が大きめのプラコップにサクランボを分けてくれました。
スーツケースに入れて持ち帰ったサクランボは、新鮮だったからか全く傷んでいなくて、その場で食べた時よりも甘かった!
私ももっと摘み取って帰ればよかった…とかなり後悔しました💦

札幌についてホテルにチェックイン。
荷物を部屋に置いて、歩いて夕飯のジンギスカンのお店を探します。

ビル街の中にこじんまりとした時計台

入場料200円を払って時計台の建物の中にも入ることができました。
あまり時間がなかったのでぱーっと見ただけだったけど、もう少しゆっくりいろいろな資料を見たかったなぁ。
当時の建物完成予定図に「武器庫」という場所があるのを見て何とも言えない気持ちになりました。
歴史が長い建物は、良いことも悪いことも、うれしいことも悲しいことも見守ってきている、ということ…そういうことなんですよね…。

夕食は狸小路商店街で、ジンギスカンが苦手な相方お母さん姉妹も食べられるよう焼肉がメインのお店に…。
焼肉ももちろんおいしかったけれど、ジンギスカン…やっぱりおいしい!

ジンギスカンのお肉はおいしく相方と二人でいただきました♪

ジンギスカンでいただくSAPPOROクラシックビールのおいしかったこと!
2杯いただいてしっかり酔っぱらってしまいました!

うちの方はおいしいジンギスカンを食べることができるお店がない…。街中に行けばジンギスカンのお店はあるけど、ちょびちょびのもやしとぺらっぺらのラム肉で食べた気がしない…。
かと思うとやけにこじゃれたジンギスカン。
違う、違う、違う…そうじゃ…そうじゃない♪

ペラベラのラム肉のジンギスカンじゃない、小洒落たロールしたラム肉じゃない…こういうガッツリしたジンギスカンが食べたかった…。
もっと言うなら、本当はジンギスカンのお店に行きたかったけど…。

でも、その物足りなさはその場の楽しさで十分カバー♬
楽しくおいしい札幌の夜でした。

狸小路商店街からホテルまでの距離をてくてく歩くと、厚岸の生ガキ一つ100円のお店があったり、大きなカニの看板があったり…さすが北海道!

大きなカニも看板は
他にもいくつかありました


生ガキ100円は行きたかったな~!でもお腹いっぱいでもうギブでした💦

なのに…
「もう一杯飲もう」
との相方の提案で焼き鳥やさんに…。
なぜ焼き鳥???
北海道でなぜ???(笑)
焼き鳥、美味しかったですよ!

木曜日の夜、店内はウェイティングも出るほどたくさんのお客様でした。

函館に比べると、やはり札幌は人が多い。
にぎやかな札幌の夜を堪能しました🥰

ホテルはANAクラウンプラザホテル。
ファミリー層が多かった函館とは違い、こちらはビジネスマンが多いという感じ。
外国の方もたくさん宿泊されていました。

翌朝もまたまたビュッフェスタイルの朝食。
函館ほどではなかったけれど、ここでもかなりおいしい朝ご飯を満喫。

フルーツグラノーラもあり、グリーンアスパラのボイルもさすがにおいしい!
パンケーキもたくさん置いてあって、朝からスーパースペシャルハイカロリーでした(笑)

最終日は私の希望でラベンダーを観に行く事に…。
ラベンダーと言えば富良野…。
でも富良野は遠くて行く事が出来ない…。
なので、さっぽろ羊ヶ丘展望台でラベンダーの摘み取り体験をすることに…。
羊ヶ丘展望台は「少年よ、大志を抱け」のクラーク博士の全身像があるところ。遠くに札幌ドームも見えて、修学旅行の学生さんたちもたくさん来ていました。


修学旅行の高校生たちがあふれる
この場所で、
女性3人クラーク博士のポーズで記念写真を撮りました(笑)

ラベンダー畑は意外とこじんまり。
まだ早いか、と思われたラベンダーは思いの外満開で、ラベンダーの香りがしっかりとしていました。
期間中は、50本、無料で摘み取りをさせてもらえます。
はさみを借りて、スタッフさんに教えてもらった茎の部分をカット。
香りは花ではなく茎から香るそうです。

広く見えますがこじんまりとしたラベンダー畑でした。

50本もどうやって持ち帰ろう…と思っていましたが、摘み取ったら一本は15cm~20cmほどのものがほとんどで、小さいビニール袋をいただいて、ショルダーバッグに入れることができました。
これは、帰宅したら新聞紙に広げて乾燥させて、そのあとは香るドライフラワーとして部屋に飾ることができるそう。

ただ、猫にはあまりその香りがよくない、とのことで、今猫の手が届かない場所でこっそりと乾燥してます。うーん…飾る場所はちょっと悩んでます💦

帰りは売店でラベンダーソフトを食べました。

綺麗なラベンダー色のソフトクリーム。

ラベンダーの香りがするとてもおいしいソフトクリームでした。

最後の観光が終わって、新千歳空港へ…。
レンタカーを返して楽しかった北海道旅行もおしまい。

帰りの機内ではぐっすり眠ってしまいました💤

羽田に到着…ただいま~♪

3泊も家を空けるのは子供が産まれてから初めて。
長いよな~、家に帰りたくなるだろうなぁ・・・と心配していましたが、そんな心配もなくあっという間に終了。

旅行ってその時は結構いっぱいいっぱいになってしまうけれど、2、3日してから
「楽しかった~!」
って思うもの。

今になって思い出してはしみじみと頭の中の景色や味、会話を楽しんでいます。

函館山の展望台や途中の道の駅に設置されていた七夕の笹飾り。
短冊には
「皆が元気で過ごせますように…」
と書いてお願いをしてきました。
お願いがどうぞ叶いますように…。

現実はいろいろなことがあるけれど、たまに全部を置いて行って楽しむのも必要…と実感。
楽しい旅にしてくれた相方と、相方お母さん姉妹に大感謝。
そして、私の代わりに母の食事介助に行ってくれた娘や、留守の間洗濯機やお風呂の掃除をしてくれたお婿さんにも大感謝。
帰宅して家の中が片付いていたのがとても嬉しかったです♪

昨日は母の食事介助やたまっていた仕事でばたばたでしたが、今日は最低限の家事以外は何もせずごろごろ(笑)

食レポ、旅レポが苦手な私の拙い備忘録を読んで頂きありがとうございました!
今日、ゆっくりnoteを見て何となくほっとした気分。

元気なうちにまた楽しい旅ができるよう、明日からまた頑張ります。






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