紙の本は死なず(2) 世界一美しい本屋と装丁の万華鏡の沼
ここ数回電子書籍を取り上げ全国の書店関係者の眉をひそめさせたが、自分でも納得しない部分あり。紙の本がもったいない。
本屋があるだけでうれしくなり、寄ってしまう人は多いと思う。買わなくても!(ごめん!)服好きと同じぐらい、いる。場所としての魅力があり、あの雰囲気、空気が好きだ。
世界一美しいと言われる本屋が複数あり、どこも素晴らしい。
スマホ化、電子化の欠点は、「場所」がないということ。全部家のソファーの上になり、人と共有も、匂いも出かける喜びも、出会いもない。本屋にはイヴェントスペースの要素があり、今もたまにあるが、もっと活性化してほしい。「場所」として。
日本は広場が少ないと言われ、いい場所がない。書店でコンサートもいいし、美術展だって可能。片隅でいつもイヴェント、ぶらっと来ていいと言われれば、行きます。コーヒーも飲めるとGood。
日本は装丁も素晴らしく、美しく置くだけで、そもそもミュージアムだ。気分を変えたい時、適当に棚の間を歩き、手に取れば発見もあるはず。
伝説的名装丁、あれこれ見たい。(「ノルウェイの森」、好きだ。)マンガの表紙展も見たい。大書店の全国巡回で、見たいな。