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推し画家さん。

「推し」という言葉を多くの人が使うようになりましたね。

いわゆる「推し活」と呼べるものは遥か昔からあったけれど、それに名前がついたのはここ10年くらいでしょうか?

「推し活」といえば、あつい熱がぼっ!と燃え上がるような情熱的な愛が多い気がしますが、その一方でじんわり広がっていくようなあったかいの推し活もあると思います。

そんな私にとってじんわりあったかい「推し」が、日本画家の兼未希恵さん。

以前、鎌倉に展示を見に行った際も記事にしたけれど、私はとにかく兼さんの描く「絵」がとても好きです。

優しくあったかい陽だまりのようなポカポカ感。
兼さんが毎日少しずつ丁寧に育てた色が、キラキラ光っています。

兼さんが題材とするのは、主に花です。
特に私が好きなのは、公園や道端など日常で見かける野花を描いたものです。

幼い頃に公園で野の花を見つけた時のあのワクワク感を、兼さんの絵が思い出させてくれるんです。

ハナイチリン No.000
マトリカリアとベニシジミチョウ

今、兼さんがライフワークとして描いているのが「ハナイチリン366」シリーズ。

毎日イチリンのお花を。
兼さんからプレゼントしてもらうような、そんな素敵な気持ちを絵から感じることができます。

なんとそのNo.000が、我が家にあるんです…!
なんと光栄なことでしょうか。

「366枚までまだまだ……」
と言いつつも、毎日少しずつ花が咲いています。

そんな「ハナイチリン366」シリーズの子たちが、今代官山の子の星ギャラリーさんに一堂に介しています。

あと一週間ほどの会期ですが、もしお時間のある方はぜひ兼さんから、お花のプレゼントをもらってください🎁

一緒に展示されている今井さんの作品も、ジッと惹き込まれる素敵な花が咲いています。

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