どうしますか、あなたなら

少し前、「これは経費で落ちません！」というドラマがありました。

元々原作のファンで、出演者も好きな方ばかり。
普段あまりドラマはみないのですが、これだけは！と思い毎週欠かさず観ていました。

そこで思いがけずハマったのが、阿部真央さんの歌う主題歌。
「どうしますか、あなたなら」

仕事に真面目な働くアラサー女子が主人公のドラマ。
そのドラマのために書き下ろされたこの曲。

「私これでいいのかな？」とふと帰りの電車で考えちゃうような気持ちに、グッと刺さる歌詞なのですが、よく読んでみると、誰もが感じる悩みに通ずるところがあるように思います。

＊＊＊

「良い自分」でいたいと思うほど　苦しい
こうあるべきだと　ずっと信じてきた
大人になる度　間違えられなくて
甘えることなど　もう忘れてた

綺麗な丸をもらえても　それ本当に欲しいのか？
私が目指してきたものは　果たして正しかったのか？
違うかも

完璧な自分を諦める勇気を　
ダメな自分も愛せる生き方を
それなりの昨日が連れてくる明日は
きっと　これまでのどの私とも違う顔
道はすでに開いてる
時は来た　さぁ今
踏み出さねば分からないよ
どうしますか、あなたなら

どこかで「もう大人なんだから」と自分にかけてきたプレッシャー。
今自分がやっていることって本当に正しいのかな。
あの時のあの選択をしたことは間違っていたんじゃないか…

当時帰りの電車でこの曲を聴きながら、完璧を求めすぎて自分を苦しめていた過去を思い出していました。

世の中の「こうあるべき」の大半は自分の思い込みも多くて、本当は沢山の選択肢に溢れているのに、その一部しか見えていない。

あれこれ気にしないでいい。
もっと自分の思うままに選んでも良いんじゃない。
きっと大丈夫、もう答えは見えているんじゃない？

この曲をきくと、そんな風に背中をポンっと押してもらった気持ちになります。

そんな阿部真央さんの曲。
PVもとっても素敵なので、ぜひぜひ🎶