かわぴゅいスイッチ

今日はなんだか昼夜逆転裁判だった。
次に住むお家の事を考えてしまって眠れない。
悪い悩みではなくても、悩みというものを抱えてるだけでなんだか目がシャキ。



いつの間にか朝を迎えていたボクは、すやすやと隣で眠る恋人の寝顔をぼーっと見ていた。
しばらくしないうちに恋人がうっすらと目を開けた。ふわふわと腕を浮かせて「これ なんだっけ?」と指さした。



指さした方向を見てみると照明のスイッチ。どのご家庭にもある照明をつけたり消したりするあの壁についてるスイッチ。でもこれなんて言うんだっけ?照明のスイッチでいいんだっけ?電気のスイッチ?電源ボタン?正式名称何だっけ!?予想外の質問に混乱するボク。そしてとっさにこう答えた。


『 これはねえ、電気のボタンだよ。』

ボクは思わずくすくす笑ってしまった。だって、寝ぼけていると思っていた恋人からの質問が本当に何だっけ?だったから。そして、おそらく電気のボタンではないだろうな。

恋人は寝返りを打ってボクに抱きつきながら「ん〜…電気のボタン…ふふっ」と微かに笑って再び眠りについた。



えぇえ~~???きゃわじゃん。(最近ハマってるゲーム実況者さんの口癖)


部屋を明るくしたり暗くしたりするスイッチの名前なんてもうどうでもいいよ。本日も恋人がきゃわ。ありがとう。優勝。おめでとう。パフパフ。
なんだかさっきまで恋人に指さされてたスイッチまで可愛く見えてきた、病気?


寝ぼけている時って普段は全然気にならないものが突然気になっちゃったりするしこね。見える世界が変わるんだとおもいまぴゅ。

見える世界が切り替わった瞬間に新しい発明とかできそうでぴゅよね。普段じゃ思いつかない物語かいたりもできそう。

みんなもスイッチが可愛いく見える世界にいける日が来るかもしれないでぴゅね。


おやぴゅみい₍ ..̮ ₎ ⁽ ˙˙̮ ⁾₍ ..̮ ₎ ⁽ ˙˙̮ ⁾

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