ExcelのMID関数/LEFT・RIGHT関数と一緒に覚えよう!
前回、LEFT・RIGHT関数という、文字列操作関数をご紹介しました。
例えば、12345で123を抜き出したい時は、LEFT関数を使い、45を抜き出したい時は、RIGHT関数を使うとできますね。
では、34を抜き出したい時は?
というときに使える関数がMID関数になります。
✅以下のような方を対象としています。
関数の復習をしたい方
検定は取ったが関数の使い方がわからなかった方
✅結論
MID関数はLEFT関数と同じく左から抜き出す関数です。何文字目から抜き出すかを指定することができます。
MID関数とは?
MID関数とは、指定した位置から指定した文字数だけの部分文字列を抽出する関数です。"MID"は"Middle"(中間)を表す英語の略称です。
中間なので、真ん中から抜き出すかというと、それは間違いで、この関数も左から抜き出すものです。
しかし、何文字目から抜き出したいかを選ぶことができます。
どのように使うか?
例えば、上記画像で横浜市を取り出したいときに使えます。
C2の住所「神奈川県横浜市西区〇〇〇」から横浜市だけを抜き出したいとします。
LEFT関数だと神奈川県までついてきてしまいます。
そのため、MID関数を利用します。
引数でいうと、
文字列
神奈川県横浜市西区〇〇〇(C2)
開始位置
何文字目から抜き出し始めたいかを指定します。今回は5文字目からなので5を入力します。
文字数
開始位置を指定したら、その指定位置から何文字抜き出したいかを入力します。今回は横浜市なので3と入力します。
以上で、横浜市のみが抜き出せました!!
では、なぜ、住所を複数セルに分けるのか?という疑問が出てくるかと思います。
画像のデータベースのように、顧客管理表は、住所を都道府県、市町村、それ以降に分けてあげたほうがいいのです。
あとで、横浜市だけにDMを送りたいときや、ある特定の人を探すときに、市町村名などで検索がかけやすくなります。
MID関数は上記以外の使い方もあります。
別の関数と組み合わせるとその効力を発揮する関数です。
まだご紹介していない関数になるため、おいおいご紹介します。
まとめ
MID関数は指定した位置から指定した文字数だけの部分文字列を抽出する関数です。
真ん中から抜き出すと勘違いされることが多くありますが、基本は左から抜き出します。何文字目から抜き出すかと、開始位置が決められるため、MID関数といいます。
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