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俳句 2022.7.18〜24

たゆたうは蝉の音波と畳の目

闇のうちひびく川音夏布団

雲の峰なぞりて清し足任せ

朝曇いまだ命は床の上

憂国は大夕焼けをば震わしぬ

風鈴や子等駆け抜けて温泉街

麦酒あり湯にほてらした身体あり

土用雨朱色の橋は線の中

いかづちは青天を呼ぶ知らせかな

しらたまや匙から逃げる愛らしさ

【吟行地 : 修善寺温泉】

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