国産漆はどれくらい使われている?
日本の伝統工芸品、といえば漆器をイメージする方は多いと思います。
ではそんな日本を代表する伝統工芸である漆器に、国産の漆はどれくらい使用されているのでしょうか。
答えは、約3%です。
残りの97%程は中国など海外で採取された漆が使用されています。
更に文化庁は平成23年、国宝や重要文化財の修復に国産漆を使用するように求める通知を出しました。
これによって現在は職人が国産漆を使いたくても中々手に入らない、という状況になっています。
そんな状況を変えるべく、国産漆の7割を生産する二戸市では漆掻き職人の研修生を募集しています。
国産漆の生産量を増やすには、漆の木を増やし、管理し、適切に採取する必要があります。
四季の美でもそのような活動に取り組む方々を少しでもサポート出来るよう、情報発信等に励んでいきます。
頂いたサポートはコンテンツ製作費(職人さんへの謝礼)等に使わせて頂きます。