決まったやり方を変えないテレビ(30)



この投稿は、全てのマイノリティ、
特にその一つである色覚障碍の人、
にとってのバリアフリーの世の中になる事、
を願って書いています。
最近色覚障碍からズレている事が多いですので、
最初にこの一文を入れます。
いつもマイノリティにとって良い世の中にする為、
と言う点では同じと思って書いています。



現在でも多くの人は大きいものに憧れる。
大きな家、大きな車、大きなヨット等。
アメリカのある州などは何でも大きいもの、
世界一大きいものを特に好む。
文化の途上国は最も高いビルや最も値段の高い物を好む。
昔は世界一は大きさで比べたが、
今でも文化的先進国でない国は、
量で比べなければ仕方ないのか。
少し違った例で、量より質の問題に関して言うと、
アメリカのオーケストラは技術が最高であっても、
ウイーンフィルにはかなわない。
(全てがそうではない)アメリカ最高の指揮者も、
最後はヨーロッパに渡った。
アメリカでは背の高い者の方が大統領や社長になり易く、
人間も大きい者が良いと思っている人が多くいる。
世界を変えた文化、文明上の天才と言われている人は、
殆ど小さいのに。
戦争でも国の大きさ領土の大きさを比較しただけで、
圧倒的に違えば大きい国に有利で戦う志気にも関わる。
テレビで今年、世界最大の領土の国とその隣国の戦争の事を、
毎日の様に放送しているが、
そのとき説明に使っている地図は、
僕の知る限り殆どメルカトル図法を使っていて、
一方の国が異常に大きくなる。
極に近づく程大きくなる地図を、
何故殆どのテレビ局が使っているのか。
他にも面積は正しくなるモルワイデ図法、
などあるのに、
テレビ局は結果として侵略する最大の国の味方になっている。
距離、面積、方位、角度、の正確なのは地球儀だが、
地球儀の全体を見られない、
持ち運びに不便などの難点は、
現在のテレビの技術ならば解決できるのではないか。
又相変わらずこれらのニュースでは、
一方の占領区域は赤で、
取り返した区域はそれに近い色で表している。
都市などももっと異なる色を使えば、
わかりやすいがココで書いたぐらいでは何ともならないか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?