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50度洗いってすごいんです。

こんにちは、島の四季梱包の岡田依里です。

今回は「50度洗い」のお話をしたいと思います。
数年前にテレビなどで話題になった事もあるので、たぶん耳にした事がある方も、やってらっしゃる方もいるかと思いますが、お野菜などの食材を50度のお湯で洗うという、一見ギョギョギョと思ってしまう手法なのですが、平山一政氏という御年85歳の先生がそのメリットとメカニズムを科学的に立証されており、ひょんな事からその平山先生と茶飲み友達になり、私もその50度洗いの素晴らしさを学ばせていただいたのです。
では、50度で洗うとどうなるか?
野菜や果物の鮮度がよみがえり、新鮮さが長持ちする、アクや汚れ臭みが取れて食材のうま味が引き出される、果物は甘みが増す・・・などなど驚きの変化がみられます。
まずボールに50度のお湯を作ります。
50度のお湯というのは、手を付けて4~5秒ギリギリ我慢できるくらいの温度です。ゴム手袋を使用するとよいですね。
そこでお野菜などの食材を浸け洗いしてください。
例えば元気のないホウレン草などの葉物野菜はシャキッとなり、しわの寄ったプチトマトはピーンと皮の張ったみずみずしい姿に戻ります。
なぜこのような事が起きるのか?
説明するととても長くなるのですが、簡単に結論を言うと「ヒートショック」で野菜の細胞に水分が吸収されるからです。
ほんのひと手間とはいえ、なかなか面倒なひと手間でもありますが、その差は大きいと実感しています。
もちろん、瀬戸内ポルボロンのレモンやイチゴもこの50度洗いをしています。
皆さんも騙されたと思って、この50度洗いをご家庭で試してみて下さい。
あ、念のために言っておきますが、特に女性の皆様、それならば!とお顔を50度のお湯につけるのはやめてくださいね。
かなり熱いです。(経験者は語る・・・)


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