島の四季梱包

瀬戸内・小豆島の旬の美味しさにひと手間加えてお届けしたい。料理家の岡田依里が毎月手作り…

島の四季梱包

瀬戸内・小豆島の旬の美味しさにひと手間加えてお届けしたい。料理家の岡田依里が毎月手作りの品をお届けします。

最近の記事

春といえば。

こんにちは 島の四季梱包の岡田依里です。 小豆島では今は天然のタラの芽が食べられる貴重な期間です。鋭いトゲトゲのタラの木からの収穫は中々大変なものですが、その美味しさを思うとなんのその! 収穫したての天然のタラの芽は天ぷらにして塩をちょちょいとつけて口に入れると、鼻からもう春の香りがぶわーーーっと吹き抜けます。 スーパーなどで見かけるパックの中で横一列にお行儀よく並んだタラの芽では残念ながらこの香りと旨味は味わえません。 あれはタラの芽というよりは、ただの芽・・・。 天然な

    • 3月はてんてこまい、てんてこまい。

      こんにちは 島の四季梱包の岡田依里です。 ミモザが満開の小豆島からのお便りです。 3月は6日から松屋銀座と広尾のお寺の桜まつりの2か所同時出店! どうなる事かと思いましたが、意外とどうにかなるものですね。(笑) とはいえ、本当に沢山の方の支えがあっての事で、各催事場のスタッフの皆様、小豆島から完璧なフォローをしてくれるアシスタントさんと姉、デパートの売り場で慣れないレジと奮闘してくれたお友達、しまいにゃ大学生の姪っ子や小学生の息子まで借り出しての大わらわでしたが、ホワイトデ

      • 巡業の旅、はじまるはじまる。

        こんにちは 島の四季梱包の岡田依里です。 2020年、コロナが流行り始めた頃に最愛の母が脳内出血で倒れ半身不随に、コロナに阻まれ会うことすらできなかったその間に、何か母の希望になるものをと思い続ける中で生まれたのが、この幸せを呼ぶお菓子「ポルボロン」。 素材にこだわり、どこまでも優しさを追求して、ようやく納得のいく瀬戸内ポルボロンに辿り着いたのは2021年の秋。 ありがたい事に、販売開始と同時に銀座松屋のバイヤーさんの目にとまり、デパートでの出店という初めての経験。 202

        • Merry Christmas!

          いよいよクリスマスがやってきました。というよりあっという間に!  毎月書いているこの島からのお便り、ついこないだ子供の頃のクリスマスの思い出を書いたばかりだと思っていたら、もうあれから一年!(ちなみに、過去のお手紙はnoteに掲載しています。もしよかったら読んでみてください。) 私は子供の頃から一年で一番クリスマスが好きです。 子供の頃、仕事が忙しい母がクリスマスにはチキンを焼いてシャンメリーを冷やして待ってくれてる家がすごく温かく感じて、耳がちぎれそうに寒いのに笑いがこみ

        春といえば。

          ホセさんが愛される理由

          こんにちは島の四季梱包の岡田依里です。 さていよいよ完成しました、ホセ・バラオナシェフとの夢のコラボロン! 今まさに、その箱を握りしめている方もいらっしゃると思います。 ホセさんが初めて小豆島に上陸したのは二年前の夏。 奥様と超絶美男美女の息子さん&娘さんと一緒に遊びに来てくれました。  小豆島の穏やかな海と山、豊かな食材、そしてそこら中にはオリーブの木。故郷スペインにも風土が似ているせいか、ずいぶんと気に入ったご様子で、誰もいない静かな浜辺を「バラオナビーチ」と勝手に名付

          ホセさんが愛される理由

          ホセさんとの夢のコラボロン、できました!

          スペイン料理の第一人者で、あの「徹子の部屋」にも出演したホセ・バラオナ・ビニュスさんが、島の四季梱包とコラボして、ホセさんの一番好きなポルボロンを小豆島で作ってくれました!これぞまさしく夢のコラボロン! (本当の名前は瀬戸内ポルボロンJosep sessionです。) ホセさんと言えば、ピンチョスやタパスブームの立役者であり、1日1客しか取らないレストラン「レ・ストゥディ」のオーナーシェフなのですが、私のスペイン料理の先生でもあります。そのご縁で小豆島に家族旅行にいらしたと

          ホセさんとの夢のコラボロン、できました!

          小豆島の三姉妹

          こんにちは 島の四季梱包の岡田依里です。 毎月の島からのお便り、今回は私の姉妹をご紹介したいと思います。 ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、私は三姉妹です。 大変真面目な姉、とても不真面目な私、めちゃくちゃ気の強い妹という全然キャラの違う三姉妹です。 気の強い妹は結婚してイギリスで暮らしており、年に一度は日本に帰ってきます。余談ですが、妹が帰国するときは必ず台風と一緒に上陸します。 黒い雲と生ぬるい風、嵐の前の静けさが、彼女の到着のサインです。(なんて言いつつ、子

          小豆島の三姉妹

          台風一家?

          こんにちは 島の四季梱包の岡田依里です。 皆さま、お盆はいかが過ごされましたか? 私は、イギリスから帰国中の妹ファミリーや友人達が大勢小豆島に集まり、バーベキュー、スイカ割り、盆踊り、海の家でビール、精霊流し、花火と予定は盛りだくさんでしたが、まさかの台風直撃! 船がすべて欠航だったので、友人達も帰る事もできず・・・ みんなで島に閉じ込められてました。 暴風雨の中、スーパーに行っても品薄で困りました。 そんな時に重宝したのが、「小豆島の本鯛コンフィ」 というわけで、みんな

          新メニュー、できました。

          こんにちは 島の四季梱包の岡田依里です。 言い飽きたと思うし、聞き飽きたとも思いますが、 「このところ、本当に暑いですね。」 小豆島は日影があまり無いので、外を歩くのはかなり危険レベルの暑さです。 こんな日は冷えっ冷えのシャンパンや白ワイン、飲みたくなりませんか? 私はこんな日でなくてもなりますが、こんな日は特になります。笑 そこで!シャンパンや白ワインに会う最高の前菜、できました! 本当はもっと早く発売する予定だったのですが、あれこれこだわっているとすっかり遅くなってし

          新メニュー、できました。

          催事出店、つづく、つづく。

          こんにちは 島の四季梱包の岡田依里です。 先月は銀座松屋の9日間にわたる催事で、たくさんの方に瀬戸内ポルボロンを知っていただき、感謝の限りでございます。 松屋限定の「新茶のポルボロン」「島の甘夏ピールショコラ」は早々に完売となり、お召し上がりいただけなかった皆様には大変申し訳ありませんでしたが、新しい美味しさ開発の手応えをがっちり感じさせていただきました。  ポルボロンの販売で、初めて銀座松屋に立たせていただいたのが二年前。 学生時代からいろんなアルバイトをしてきた私です

          催事出店、つづく、つづく。

          2年ぶりの松屋銀座。

          こんにちは 島の四季梱包の岡田依里です。 朝夕は本当に爽やかで、今が一番気持ちの良い小豆島からのお便りです。 先月は沢山のポルボロンを積んで船に乗って大阪に渡り、阪急梅田本店の催事に参加させていただきました。 今回も素敵な出会いや再会がたくさんあり、気さくでおもしろい関西人と交流ができ、楽しい1週間を過ごさせていただきました。 催事を終えて家に帰ると、小学生の息子に「お母さん、なんかめっちゃ関西弁になってるやん」って・・・・そういうあんたもさっそくうつっとるがな。

          2年ぶりの松屋銀座。

          阪急うめだ リターンズ!

          こんにちは 島の四季梱包のえりです。 またまた大阪の阪急うめだ本店で瀬戸内ポルボロンの出店をさせていただける事になりました!4月19日から25日まで、7階コトコトステージ71で開催されている「about her」のポップアップストアです。 昨年3月、初めてabout herさんからお声掛けをいただき、小豆島からポルボロンを船に積んで瀬戸内海を渡り、エンヤコラセ~と阪急梅田にたどり着いたのですが、箕面でも大人気のライフスタイルショップabout herの雑貨やフラワーが創り出

          阪急うめだ リターンズ!

          獺祭とのご縁

          こんにちは 島の四季梱包の岡田依里です。 3月の限定商品「お花見ポルボロン」は、春らしい桜色と白の詰め合わせとなります。桜色は今が旬の島いちご。そして白は真冬の寒い頃に日本酒を絞るので、この時期にだけ出回る酒粕を練り込んだ珍しい酒粕のポルボロン。使わせていただきます酒粕は「獺祭」。 その酒蔵は山口県岩国市の山奥にあります。 もう10年ほど前になりますが、2度ほど酒蔵にお邪魔させていただきましたが、本気で山奥です。(笑) それ以来、獺祭の桜井会長夫妻とは仲良くさせていただい

          獺祭とのご縁

          ホセさんのおせち

          こんにちは 島の四季梱包の岡田依里です。 明けましておめでとうございます。 と言うには明け過ぎてますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 皆さま年末年始はどう過ごされましたか? 私は毎年恒例のホセさんのおせちのお手伝いです。 瀬戸内ポルボロンを「日本一、いやもしかしたらスペインの一番有名なポルボロン店のより美味しいかも!」と言って下さるスペイン人シェフ、ホセ・バラオナ・ビニュスさんのスペシャルなおせちです。 ホセさんは小笠原伯爵邸の元総料理長で、徹子の部屋にもゲス

          ホセさんのおせち

          クリスマスの思い出

          メリークリスマス!島の四季梱包の岡田依里です。 ポルボロンも私も一年で一番張り切ってしまう大好きなクリスマスが近づいてきました。 瀬戸内ポルボロンが生まれて1年3か月、二度目のクリスマスを迎えます。 今年はポルボロンを知って下さる方も徐々に増え、おかげさまで沢山のご予約をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。 「島の四季梱包」島の四季折々の豊かな食材にひと手間加えて送らせていただくという意味のこの名前、実はもうひとつの由来が隠れているのです。 私は大阪の吹田という町で三姉

          クリスマスの思い出

          ポルボロンin岡山with腰痛

          こんにちは、島の四季梱包の岡田依里です。 銀座松屋、阪急梅田に続き、この度は岡山高島屋さんで瀬戸内ポルボロンの販売をさせていただきました。 が、あろうことか、催事に出発する前日に母の車いすの乗せ換えの際にバランスを崩して重度のぎっくり腰になってしまい、コルセットグルグル巻きで痛み止めを飲みつつ、立ってるのがやっとの状態で店頭に立たせていただきましたが、売り場の皆さんの優しさに支えられ、なんとか乗り切ることができました。 そして売り場では、ほとんどのお客様がポルボロンというお

          ポルボロンin岡山with腰痛