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1社目:【機械】グローリー(6457)

この記事は、Xの投稿における4枚の画像をChatGPTに文字起こししてもらった記事になります。

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週2-3社、会社四季報に載る「地味スゴ」企業を紹介していきます。

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決済処理機の2台に1台は「グローリー」

概要

グローリー株式会社(証券コード: 6457)は、1944年に創業され、1983年に上場を果たした企業です。同社の創業者である尾上壽作氏(1935年生まれ)は、企業の成長を支えてきた中心人物であり、本社は兵庫県姫路市に位置しています。

同社は現在、東京証券取引所プライム市場に上場しており、時価総額は約1600億円に達しています。


事業

グローリーは、銀行や小売業向けに貨幣処理・決済機器を提供しており、国内市場において50%以上のシェアを誇っています。これは、同社が長年にわたり技術力と信頼性を築き上げてきた結果であり、多くの金融機関や小売業者からの信頼を得ています。

さらに、近年では顔認証技術やロボットシステムインテグレーション(SI)など、新たな事業領域にも進出し、さらなる成長を目指しています。


株価の推移と重要な買収

同社の株価の歴史を振り返ると、1983年に大阪証券取引所第二部に上場し、その後2003年に東京証券取引所第一部に上場しました。

特に注目すべきは、2013年にイギリスの貨幣処理機器メーカー「タラリス」を約800億円で買収したことです。この買収は、同社のグローバル展開を加速させ、国際市場での競争力を強化するための戦略的な一手となりました。


業績

グローリーの業績は、2022年から2024年にかけて堅調に推移しています。

2022年の売上高は約2266億円で、成長率は+4.20%でした。
2023年には売上高が2558億円に増加し、成長率は+12.93%に達しました。さらに、2024年には売上高が3724億円に達し、成長率は驚異的な+45.58%を記録しています。

営業利益率も向上しており、2024年には13.77%に達し、純利益も29,674百万円を計上しました。自己資本比率は48.79%、PERは5.58、EPSは503.48円、ROEは13.02%、PBRは0.73と、全体的に健全な財務状態を維持しています。

事業構成

グローリーの事業構成を見ると、海外売上が全体の50%を占め、金融部門が21%、流通・交通部門が20%、遊戯部門が8%となっています。特に海外市場における売上比率が49.7%と高く、グローバル展開が同社の成長を支える重要な要素となっています。


株式投資

株主構成

日本マスター信託口が12.8%、日本生命保険が5.8%、自社株が4.8%、自社グループ社員持株会が4.4%、日本カストディ信託口が3.6%と、安定した基盤を持っています。

国内外市場における課題と展望

国内市場では、新紙幣発行に伴う特需が縮小していることが懸念されていますが、グローリーは海外市場におけるセルフ化の需要に対応することで、この課題に対処しています。特に、海外での成長が引き続き旺盛であることから、同社の今後の展望は明るいと考えられます。

配当と株主還元

配当についても、同社は安定した株主還元を行っています。

2010年には33円、2025年には108円(予測)まで配当を増加させる予定です。利回りも4.6%と高く、株主に対する還元意識が強い企業であることが伺えます。


まとめ

グローリー株式会社は、堅実な成長を遂げている企業であり、国内外での事業展開が成功しています。特に、貨幣処理・決済機器の国内市場での高いシェアや、海外市場での積極的な展開が同社の強みです。今後も、技術革新とグローバルな成長を通じて、さらなる発展が期待される企業と言えるでしょう。

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