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離島出身者がわりと高確率で言われる事

朝ドラの舞台になったことで最近なにかと話題の五島列島。
今年5月に行った北端の宇久島がドラマでは蚊帳の外なのがちょっと残念だけど、福江島で青春時代を過ごした私は、見知った場所が出てこないかと毎回目を皿のようにして見ております(笑)

で、

「校庭でホームラン打ったら海にボールが落ちるんでしょ?」

福江島に限らず、離島出身者はわりとよく言われるんじゃないかな。
高校時代の同級生も何度か言われた経験あるらしい。

さすがに本気で思ってはないにしても、こういう台詞が高確率で出てくるのは、「本土の人が島の大きさを実感出来ない」からではなかろうか。

という訳で、そんな皆様のために大阪府の上に五島列島を重ねてみたよ。

どどーん

おわかりいだただけただろうか、五島列島の大きさが。
(この地図には最北端の宇久島や小値賀島は入っていません)

五島列島で最も大きい福江島と大阪市を比較すると、

福江島:326.31 km²
大阪市:223 km²

福江島の方がだんぜん大きいのである。
参考までに、名古屋市の面積は326.4 km²だ。(福江島とほぼ一緒)

五島列島の中では小さい方の宇久島でも24.94 km²あり、中央区:8.87 km²の3倍なんだよね。

ちなみに日本で最も小さい有人島は、同じく五島にある蕨小島(わらびこじま)だそうで、こちらは面積は0.03km²。

蕨小島だと一番幅のあるところでも200mぐらいなので、打つ場所によったらホームランは海に落ちるかも😅

他の島の事情はわからないけれど、福江島に限れば人口も多く、商店街・スーパー・金融機関・教育(高校も3つある)・総合病院・公共インフラ全て整っていて、全国紙が昼に届くことと民放が2局しか入らないこと以外(1980年代中頃)、普段は島暮らしであることを意識することはほとんどなかったな。
港や海岸だってわざわざ行くところだったしね。

さて冒頭のホームランの話。

私が通っていた高校は、野球部が使っていた第二グラウンドが港のすぐ横にあり、ホームランじゃ落ちないけどファール打ったら海に落ちたかもしれません😁

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