麗かな世界線

常識がぼろぼろ剥がれ落ちている
気を抜けば
一緒に剥がれ落ちちゃいそうな

どこかふわふわした気持ち
今まで、いったいなんだったの

それでも構わず
頬を撫でる春の風
花壇の花は美しく
遊ぶ子どもは楽しそう

変わることと変わらないこと
こんなにも揺さぶられるとは
思わなかったな

今はただ
変わらないこと、感じていたい
剥がれ落ちない大事なものを

苦しくてもいい
耐えられるから
世界と一緒に進化したい
麗らかな世界線へ吹き抜けていく
この春風を信じてる