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大阪ノスタルジー -つづき-

えらく間が空いて、つづきの投稿をすることとなった年の瀬。

つづき。

今回おせわになったのは、
プレミアホテル-CABIN PRESIDENT-大阪
実は、口コミで朝食がとても素敵だと伺っていた。
けど、予約の際に、朝食付きにしなかった。
なぜなら、お酒を飲んだ次の日に起きられる自信がなかった。

翌朝、意外にもam8:00起床。
ちょっとごろごろ、クイーンサイズのベッドを堪能したのち、
お散歩でもしようと近くの大阪天満宮へ。
子どもの声が聞こえると思ったら、七五三だった。
着なれない着物を着ているのは、子どもだけではなく、お母さんも。
おつかれさまです、そんな気持ちを心の中で唱えながら、お参りをした。

おなかがすいてきたので天神橋筋商店街にある、おにぎりやさんで朝食をとることにした。


あさごはん。

店内も店員さんも、昔ながらという言葉がしっくりくるのに、
店頭の看板やポスターはチェーン店ばりに真新しく、
店主と思われるおばあさんは赤色の蝶ネクタイをしていた。
素敵なギャップである。

朝食セット?なるものを頼むと、おにぎりの種類はおまかせになるが、おにぎり2つに豚汁、香の物までつくお得さ。
大阪の割に(?)割高かなぁとは思ったけれど、満足した。
豚汁が懐かしい味でおいしかったから。

すこし歩くと、なんてことない、LAWSONがあった。

なんだか、目に入る情報が騒がしいなと思ったら、
色やら文字やらが多すぎるのだと気づいた。
大学の卒業論文を思い出した。

さらにもう少し歩くと、

ほたえるってなんや。

さすがの私も、意味を聞かれると困る関西弁があった。
話題になるなと思って、撮影し、お土産話にした。

そのままホテルへ戻って、もう少しのんびりしたくなり、レイトチェックアウトへ変更。
昨夜の小説の続きを読んだり、FM802を聴いたりしながら、窓から大阪に思いを馳せ、時間を過ごした。

スーツケースをパッキングして、新大阪へ向かう。
相変わらず行列のできる551とりくろーおじさんを横目に、
大好きな鶏太郎の皮チップを購入する。
おやつがわりに食べながら帰った。

大阪に帰ってきながら、誰とも会わない日を過ごすのは、
はじめてだったように思う。
いつも人と会う生活から、時折離れる時間もいいなと思った。
大阪で過ごした自分の思い出に浸るような、そんな時間だった。

帰りの新幹線から見えた富士山が、サンタクロースのように見えて、冬の訪れを感じた。

また、大阪に帰ってこようと思ったいい休暇だった。


おしまい。


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