好きになってもらうためには
好きな人から好きになってもらえたらどれだけ幸せだろうか。
そのための努力ほど美しいものはきっとない。
ただこの世は美しいところには残酷なものはいつだって付きもので、努力が報われないことが多々ある。というかほとんど報われない。
「こんなに努力したのに」
うまくいかなかった人はこう思うはずです。
努力と結果の成功の可能性は比例している。
どこかでそう思ってるからこそ出る言葉でもあります。
そして努力次第で結果をコントロール出来るとも思い込んでいる。
他人が絡む限りそれはいつだって不可能。だからこそ面白かったりする。
アドラーという人は聞いたことあるでしょうか。
アドラー心理学で有名な人ですが、その人が言う「課題の分離」、これを出来ていない人が先ほど「こんなに努力したのに」と言います。
課題の分離とは、簡単にいうと「何か起きたときにその責任は誰にあるのか」というもの。
つまりそれは誰がコントロール出来るか。
好きな人に好きになってほしい。
これで自分が出来ることは相手のタイプに合わせたり、たくさん遊んでアピールしたりなどです。
そして自分のことを選ぶかは相手が決めます。
このとき相手を洗脳でもしない限り相手を操ることは出来ません。
好きな人に好きになってもらうにはどうしたらいいですか?
この質問を課題の分離を活かして言うと、「そんなものはない」になってしまいます。
なぜならその誰を好きになるかの課題は相手にあるから。
そこに踏み込んでもどうしようもないし、しんどいだけとなります。
自分のコントロールの範疇にだけ目を向けて生きましょうが課題の分離で、悩める人間関係の答えでもあります。
好きな人に好きになってもらえないと言う人こそ、自分で行動で相手は操れない、自分の範疇外のことに目を向けても仕方がないことを知って、自分の出来ることに全力になってもらいたいです。
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