嫌いと苦手の違い
この人が嫌い、これを食べるのは苦手など人によっては「嫌い」と「苦手」が混同しているように感じます。
どちらも共通してあるのはそのものになるべく関わりたくないことです。
避けたい対象にその2つの言葉を使い、言葉で壁を作っています。
まあどっちでもいいよ、という人もいると思います。
ただ僕はこういう同じような意味合いの言葉を自分なりの言葉で違いを作りたいんです。
理由はそれが楽しいからですね、ただそれだけです。
それが正解かどうかは正直あまり大切じゃなくて自分の納得感を1番大切にしています。
では、まずは嫌いという言葉から書いていきたいと思います。
嫌いとは
僕が思う嫌いとは「一度好きだったものがそうじゃなくなったこと」だと思っています。
少し前、僕は父親と大喧嘩をしました。
そこから父親とは一言も話していません。それは今も続いているので期間で言うと約6年です。
喧嘩してから4年くらいは大嫌いでした。
もう一生顔も見たくないと思っていました。
好きだったからこその反動とも言うのでしょうか、憎しみすらありました。
ただ4年が経ち、社会人になった辺りからその感情は徐々に薄れ、今では嫌いという感情はなくなりました。
嫌いになるのにもエネルギーがいるということがわかりました。
嫌いになるのは好きだった頃があるから。
恋人にひどいフラれ方をしたら恐らく嫌いになるのもその一種だと思います。
好きの反対は無関心と言われますが、好きとの表裏一体はやはり嫌いだと思います。
苦手とは
では苦手とは何でしょうか。
ここで僕が思う苦手とは「一度も好きを通らずに関わりたくないと思うこと」だと思っています。
初対面ですごいずけずけとコミュニケーションを取ろうとしてくる人、いきなり高圧的に接してくる人。
こういう人たちのことを言うときに感覚的には「嫌い」というより「苦手」の方が合うと思いませんか?
「なんか嫌い」は「苦手」と同じと思っています。
嫌いというものが漠然としていて、嫌いな部分が明確に見えないときに使う「なんか嫌い」は相手がどういう人がわからず、一度も好きという感情を持ってないからこそ出てくる言葉です。
そういうときはきっと「苦手」という言葉がぴったりなんだろうと思います。
そういうことから「苦手」は一度も好きを通らずに関わりたくないと思ったときに使う言葉なのかなと感じました。
さいごに
どうでしたでしょうか。
嫌いと苦手の違いについて自分なりに考えてみたのですが、解釈は人それぞれにあると思います。
正解はきっと辞書にあると思いますが、自分だけの正解を持っておくときっと人生が今よりほんの少し豊かになるかなと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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