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天気やファッションやゴシップの話をするように_240607

2024.06.07.Fri.

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口内炎が全然治らなくて、食欲もやる気も失いまくりの四方です。
今日は前回のお話の続編です。
https://note.com/shikatakashi/n/ne0bda002ce33

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なぜこういう話をしたかというと、

ラジオの振り返り以外にもう一つあって、

稽古を始めたころ、特に若手の役者さんたちにダメ出し…というかお願いをしていたことを思い出したから。

やっぱり四方の台本って、そういう(前回お話ししたようなこと)ことを届けるために言葉を選んで仕掛けているから、いわゆる説明科白(セリフ)が多かったりする。

もっというと、こういう人いるよねとか、ああいう人いるんだよとか、こういう言葉にはこういう意味があるんだよとかっていうことを伝える、くどいというか、説教臭いというか、胡散臭いというか、そういう科白もあったりとかする。

そして、そういう科白を目の前にしたとき、役者さんたちは、「あ、ここが話の核だな」「これがミソですな」みたいな感じで、力を込めて話してくれるんだけど、それを「やめてくれ」となんどもなんども繰り返した。

そうじゃなくて、もっと自然に日常会話のひとつとして、そういう社会的課題的なことも話してほしいとお伝えした。

最近よく言われるZ世代の特徴の一つに、 そういう今まで敬遠されていたような社会的な話も気軽にする世代だ、なんて言われたりする。

初期教育の段階から地球温暖化とかそういう話をずっと刷り込まれて大きくなった世代だったりするから、
当たり前に日常会話の中でそういう話もする人が多いよね、みたいな分析のされ方があるのだ。(「世界と私のA to Z」)

そういう身軽さを備えたシーンをつくりたいなっていう思いがあって、登場人物がZ世代だからというのもあるけど、

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