5001日FANKS。TM12HLIVE・4001日辿るVol.2
先日のTM NETWORK 12時間配信企画についての記事の後編です。
前編はこちら↓
前編と同様に、実況ツイートを織り交ぜつつ補足する形で書いていきます。
FANKS CRY-MAX
歌の大辞10でこの映像がオンエアされていた記憶があります。当時VHSに録画しました。
大事な3曲なのに1ツイートなのかと思われるかもしれませんが、理由は明白です。見るのに集中していて時間が一気に過ぎていたんです。
このSelf ControlはKiss youのカップリングのVERSION“THE BUDOKAN”と同じものだと思います。
木根さんが自身のラジオ番組『KINETTALK』でこのバージョンについて話していたのを覚えています。
当時MDでよく聞いていたので、覚えてるくだりを書きます。
映像見てもかなり木根さん歌ってますよね。
この貴重なテイクは私も好きです。
もう一つこの公演のSelf~で重要なのが間奏です。
バトンはここが初出でしたっけ?
前編の記事でも触れたバトンです。
TM 30th Finalで我々が受け取ったバトン。
預かってるバトン。
こういうストーリーの仕掛け、大好きです。
TMの影響で好きになったのかもしれない。
イントロを聞いてカッコよさを再発見しました。
私は洋楽の熱心なファンではないので、ナイル・ロジャースの名前はTMを探っていくうちに知りました。
後にデヴィッド・ボウイの『Let's Dance』(ボウイと共同プロデュース)やシック(自身のバンド)の『I Want Your Love』を好んで聞くようになります。
あと私、ウツのダンス好きなんですよね。
このハードロック路線も好きです。
リズレのCome on everybody の衣装と振り付けを見てのツイートですね。
紅白出場曲ここまで破壊するってなかなかできる事ではない。
EXPOのインタビューですね。貴重なものらしいです。
「私も」と書いてあるのは、ウツがインタビューでEXPOお気に入りの曲に大地の物語とJean was Lonelyを挙げていたからです。
EXPOといえば個人的な思い出として、大地の物語と月はピアノに誘われての曲の出だしの音程がこんがらがって覚えられなかった日々を思い出します。
「帰れない」と「絶え間なく」ですね。入れ替えて歌ってみると当時の僕の混乱を追体験できます。あまりお勧めはしません。
また言ってる。
小室ボーカルは良い!!
博覧会は数年周期でやるものだと思うので、そろそろ次の開催地と日程が知りたいです。
とはいえ一方では、『TMNETWORK 30th FINAL』がそれに近いのかななんて思っています。
LAST GROOVE
ラスグルについては昨年の映画館、ライブハウス、リマスター版BD等、
ここ一年で何度も見てきたので、このあたりで離脱かなと思いました。
その後のツイートを見てみましょう。
まだ見続けてますね。
ラスグルGet Wildを初めて聞いたのは、ラスグルのライブCDをレンタルしたときです。
当時、はちゃめちゃに遊んでるGet Wildっていう印象を受けました。
原曲のイントロも入るので、89とも違っている。
Youtubeコメントも絵文字だらけですね。みんな楽しそう。
私も楽しそう。
そうそうラブライブやそれこそI've Sound、Keyとかのライブ文化から見ると客が光る棒を持ってないという光景も新鮮です。
客席が物理的に暗いなぁと思いました。
それゆえに、ラスグルの照明装置が織りなす世界は凄まじいものだったのだろうと推測します。
ドラカニでウツに合わせて両腕を振れたのは嬉しかったです。
この日も振ってました。
木根さんが一人で歌うところいいですよね。
ウツの笑顔もとっても眩しい。
エレプロのラスグルバージョン凄いですよね。大好きなアレンジ。
1番、2番と少しずつ盛り上がっていく中で、ラスサビの盛り上がりが一際
大きくて身体の芯からしびれます。
ウツと電話のシーン
エレプロとアンコールの間にドキュメンタリーパートが入ります。
ウツが電話に出るシーンがあるのですが、妙な引っ掛かりを覚え、僕なりに考えてみたので、ツイートしました。
伏線になり得ると考えて収録されているシーンなら当時のスタッフは凄いと思います。
なにせバトンの演出をやってきた人たちですからね――まだまだたくさんの仕掛けを散りばめていても不思議ではないです。
私は藤井徹貫氏の『TMN最後の嘘(トリック)』や『TMN EXPOストーリー』等を読み影響を受けたので、そういったシナリオを頭に思い浮べてしまいます。
いずれこの話は別の機会にたっぷりと書きましょう。
Day1アンコール。
限りなくTMNをシンプルにした演奏ですね。
三人ともにピアノの中心目掛けて向いているのも良い。
自然と合唱してしまう曲のひとつでもありますね。
これは5.18のエンディングロール時に流れるNights~について呟いています。
木根さんの溶け合うようなコーラスも好き。
生で聴いたとき感動したなぁ。
結構影が薄い曲扱いをされていたというのが今では考えられません。
Beyond the Timeもそんな節ありましたよね。
これはウツの直前のMC「今夜もイケイケの曲を用意している」から来てますね。
被せで入ってくるTKのピアノがいいんですよね。
気持ちの良いグルーブというか、「そうそうこれで育ったんだよ、これ」って感じ。
JD800の53番ピアノでしたよね。有名な音色ですね。
僕もJD800実機は持っていませんが、シグナルP氏が音色を再現したVSTiプラグイン『No.53 Piano』はダウンロードしました。
コムロイドも好きだったなぁ。
いよいよCAROLパートです。
ゲストには大ちゃん。
リズレ・EXPOの映像と比べて、この頃になるとすっかりaccessの浅倉大介って感じですよね。
CAROLについては以前の記事で書きましたね。
まだファーストインプレッションだけですが。
ああ、終わりが近づいてる感じが。
中野のドラカニでも飛んできましたね。
これは貴重ですよ。
去年リリースされたリマスター版BDに初収録のTAK MATSUMOTOゲスト出演のGet Wildです。
みんな楽しそうで観ているこっちも嬉しくなってしまいます。
ちなみにこのGet Wildが再生されているタイミングで視聴者数が2万人越えしたそうです。
先日小室先生がラジオにて「最後にオンラインのヒット曲を残せたらいいな」とおっしゃっていました。
TKが定義するヒットの数字とはギャップがあるのかもしれないけど、これは私の正直な想いです。
TM NETWORKのオンライン向けの新曲をヒットさせましょうよ。先生。
You Can Danceのあたりですかね。
そういえばユンカースカムヒアプロジェクトも動くとか。
Dive~からThe Point~まで聞いて、歌ってますね。
tosツイでLaLaLaを二回ほど呟いていることからも窺えます。
「こんないい曲でラストシングルなの!?」と当時のファンは戸惑ったのではないかと思います。
本当に大切にしたい楽曲の一つです。
間奏のMCは名MCですよね。
エレプロもNights~のMCとも心に残っています。
特にラスサビは凄い盛り上がりですよね。
ライブCDでいうところの7:54あたりからです。
圧倒されてしまうというか。
時折、小室先生も真剣な顔で思いっきり歌っている姿が印象的です。
クールさより熱さが前面に出ていて――
たとえマイクが拾っていなくても、心にグッとくるものがあります。
これはMCからいいですよね。
本当にもう終わりなんだなって。
エンドロールとともに流れるのはNights~のインスト版なんですが、特筆すべきはなんといっても、とても楽しそうおしゃべりしながらロケバスへ向かって歩いていく、ライブ終演後の3人の姿ですよね。
Nights of the Knife
その姿は「TMNは解散ではなくプロジェクト終了なんだ」というメッセージにも取れます。
だからNights of the KnifeはTMN終了シングルというよりも、
「『TMN終了プロジェクト』のテーマソング」という意味合い
なのではないかなと私は解釈しています。
これは私がTMN終了をリアルタイムで経験していないから、そんな風に考えてしまうのかもしれません。
終了に立ち会ったFANKSの方々にとっては、「そんな軽々しくは考えられない」「トラウマ曲」という位置づけでもあるのでしょうね。
しかし当時を体感しショックを受けた経験すらも、私からしたら羨ましくて仕方がないのです。
TMがその時やろうとしたコンセプトを前線で浴びることができたなんて、本当に幸せな体験じゃないですか。
これは5001日目から走り始めたFANKSには不可能な事なのです。
Ending
ラスグルの映像が終わるとオーラスにふさわしい前奏が聞こえてきました。
STILL LOVE HER (失われた風景)――
始まった映像はこの12時間に流れた映像を編集したものでした。
この演出は見事というか。
この12時間の最後を飾る曲としては最適だと思います。
今年リリースされたベストアルバム『Gift from FANKS』のファン投票1位でしたし納得です。
こうして私の12時間も幕を閉じました。
4001日分を辿りました。
ほとんどPCの前にいましたが、存分に楽しんだ上に、この記事が書けたということでよしとしましょう。
TLに流れるほかのFANKSたちのツイートを眺めるのも楽しかったです。
初めて会う幼馴染と再会するような感覚に似ているかもしれません。
インターネットを通して、時間を超えた作品が2万人のファンを繋げたということになります。
この日の12時間、世界に巨大(Huge)なTimeMachine Networkが生まれていたともいえるわけです。
しかし、あくまでもその中心には3人がいなければならないと思います。
そんな中、ウツさんと木根さんの2人は今年、動こうとしています。
動き出した次のTM関連企画
もし、この企画で「最近追ってなかったけど、やっぱりTM好きだなぁ」とか「初めて見たけど、このTM NETWORKって人たち興味出てきたな」とか思ったかたは、『tribute LIVE SPIN OFF from TM 2020』をチェックしてみて下さい。
『tribute LIVE SPIN OFF from TM』とはざっくりいうと、ウツさん木根さんによるTMカバーライブです。
しかも過去のライブがニコ生で無料配信されるという企画が発表されました。
ウツさんと木根さんも生出演とのことで、私も非常に楽しみです。
詳しくは公式サイトで。
今年のツアーに先駆けて観てみるのをおススメします。私も絶対見ます。
そのうえで今年ももっと観てみたいと思ったら先行チケット購入もしくは、全公演有料配信されるニコ生をチェックするといいと思います。
さいごに
かなり長い記事となってしまいましたが、そろそろ締めようと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
それではEnding『Still Love Her』に貼りそびれた、私のツイートでフェードアウトしたいと思います。
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