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講座開催

こんにちは。
しかないかよこです。

いきなりですが、講座を開催しました。

自己紹介で書きましたように、私は、ペーパドライバーさながら、
NYLB研究所認定講師の資格だけはもっています。
それでも、NY駐在の時には、ポジティブペアレンティングサークルを開催していました。これは、まさに、ご一緒に活動する仲間に支えられてのことでした。
帰国後は、子どもたちの受験や事務の仕事の楽しさで、
講師業はお蔵入りでした。

そんな私がどうして講座をする経緯になったかを書いていると、
講座で得た感動を書き留められないので、
まずは、久しぶりに講座をした感想を書き留めたいと思います。

私が認定講師をしているNYLB研究所は、
とっても簡単に一言でいうなら、
ポジティブ心理学をベースに、ウェルビーイングに生きるスキルをお伝えしています。

今回の講座のタイトルは、「思春期の子どもに伝わる声のかけ方」でした。
理想的な子育てスタイルと思春期の脳の特徴をご紹介し、
何かと衝突しがちな思春期の子どもたちにどのような声かけができるかを、ワークを通して、実践することで学びます。

講座は意見のシェアも大切にしていますので、
参加者6名で行いました。
昨日は、Zoom操作を同じ認定講師のうりゅうあやさんがお手伝いくださいました。(写真の真ん中の方です)

20200910体験講座

久しぶりの講座でとっても緊張しました。
そして、感慨深い気持ちもありました。
講座で扱う理論は、私がNYを去る直前、ポジティブペアレンティングサークルでの最後の回でご紹介した理論でした。
NYでの最後と、日本での最初が同じ理論。
帰国して2年近く、講師業をお蔵入りにしていましたが、必要な時に必要なものに導かれるような気がしました。

オンラインで集まった受講生の皆様は、ニューヨーク、サンディエゴ、東京、奈良からご参加で、お子様の年齢も様々なので、意見交換も活発でした。
リアルの講座も好きですが、こうしてオンラインだからこその多様性と交わりがとても魅力的です。

参加動機は、お子さんが思春期前の方は、
「来るべき思春期に備えて学びたいと思って」、
思春期でお子さんが部屋に引きこもりがちの方からは、
「思春期についてもっと学びたい。お互い気持ちよく過ごせる方法を見つけたいです」というお声がありました。

講座の感想の一部をご紹介します。

・今まで息子に舐められてはいけない!親の威厳を保たないと!と思ってこちらも感情的になってぶつかっていましたが、逆効果であったことが良くわかりました!まず共感することを心がけたいと思います。
・3つのステップ、わかりやすく、イライラしたときに自分を落ち着かせてやってみようと思いました。子供が私よりもつらい時期だと思うので、その成長を応援したいと改めて思いました。かよこさん、今日はたくさんの内容を的確にカバーしていただき、ユーモアもいっぱいで充実した時間でした。ありがとうございました!
・楽しく思春期を学ぶことができました。今日学んだこと+心の余裕とユーモアで、長男の思春期を乗り越えることができたらいいなと思いました。
・ホルモンの働きと成長によることで、皆が通る道。少し安心しましたが、傾聴や共感だけでは跳ね除けられて難しい局面も。ワークのステップ3、圧力を最小限にする声かけはなかなか難しいですね。でも、佳代子さんのユーモア溢れる講座で楽しく学べました、ありがとうございました!
もっと自分でもユーモアを取り入れることも課題です!
・今日は思春期のことをみなさんと楽しく学べました。ワークは自分に余裕がないとなかなか難しいと思いますが、普段から考えてみたいと思いました。自分は圧力を最小限にしていなかったことに気が付きました!
・やっぱり、共感。でも、まず自分に共感して自分を落ち着かせてから子どもの気持ちを想像して共感するから始める。いつも励ましていただいてうれしいです。

講座は、グループに分かれて意見を交換しながらすすめるのでこんな感想もいただきました。

・思春期のお子さんをお持ちのみなさんのお話を聞いて、ちょっと心構えができました。やはり安心安全な場での講座は、良いですね。

そうなんです。NYLB研究所の講座の大きな特徴は、
聞いているだけではない、安心安全な場での参加型。

なお、感想の中で複数回でてくる、ユーモアあふれる講座
これは、NYLB研究所の特徴ではなく、私のオリジナルです。

こんな私と思春期について学んでみたい方は、いらっしゃいませんか?
ご一緒できることを楽しみにしています。

体系的にじっくり子育てのスキルについて学びたい方は、こちらをご覧ください。

長くなりましたが、最後に、私から講座の感想を。
何より、楽しかったです。そして、支援的子育ては奥深いですね。
長男の時には見えなかった思春期のどんよりした曇り空の上の青空が、
長女と次男の時には少し見えます。
それもこれも、ポジティブ心理学の学びのおかげ。
子どもたちが巣立つ前のエネルギー溢れる思春期というこの時期を
もちろん、厄介とも思いますが、愛おしくもあります。
それに改めて気づいた講座でした。


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