あなたは大丈夫?テレワークで本当に困るディスコミュニケーション6選+おまけ

こんばんは~!完全テレワークになって、9か月が経過したしかです!

9か月もテレワークやってると、ある種のストレスが山積してきてね……
というのも、対面と比べてコミュニケーションの質が下がる人が多い!
チャットメインのコミュニケーションって、注意しないと対面よりもいろいろなコストがかかりがちで……。

そういうわけで、テレワーク9か月やってみて、本気で困ったコミュニケーションの取り方を並べてみます。

当たり前のことばっかりですが、ぼく自身ができていなくて失敗したことも書いてあります。大丈夫なつもりでも無意識にやってしまっていることもあるはず……!

この記事を読んで、コミュニケーションがうまくいかない原因や、直したほうがいい癖など、1つでも発見がありましたら幸いです。

はじめに

なんでこの記事を書こうと思ったのか、という話ですが……

要するに、自分だけどんなに努力してもダメなケースがあるから、他の人にも努力してほしい!って思うことを、この記事に込めたんですよね。

ちなみに、「言葉遣いよりも内容の問題だよ!」ということを伝えたいので、会話例は敢えてのタメ口で書いていきます。

ちなみに書いている人はIT系のプログラマーやってるので、そういう話もちらほら出てきますがご了承ください。

1. 感謝・謝罪の気持ちを伝えない

はい、一発目がいきなり幼稚園児レベルの話なんですけど。
テレワークだとできない大人がいるんです!

■ダメな例
同僚「資料作ったよ」
ぼく「確認したけど、ここが間違っているよ」
同僚「直してください」
ぼく「え、いいけど……」

ぼくの最近のストレスの原因はほぼこれ。同僚の尻拭いをさせられているのに、「ごめん」も「ありがとう」も無い。

どうせやることは尻拭いだとしても、これがあるか無いかで、作業する側の心証は全然違います。
具体的にどう言ってほしいかというと……

■いい例
同僚「資料作ったよ」
ぼく「確認したけど、ここが間違っているよ」
同僚「ごめん、直してもらってもいい?」
ぼく「わかった、直しておくね」
同僚「ありがとう

ミスをしたら謝ればいいし、フォローしてもらったなら感謝すればいい。そういう単純な話。どうせなら気持ちよく協力してもらうために、一言添えましょう。
そういう気持ちを持っていても、言わないと伝わらないのがテレワーク。
あなたはちゃんと、伝えられていますか?

2. 質問の答えが答えになっていない

はい、また幼稚園児レベルの話で恐縮ですが。これもやっているつもりで、できていない大人が多いです。

■ダメな例
同僚「やり直すね」
ぼく「手伝ったほうがいい?」
同僚「やり直してみる」
ぼく「で、手伝ったほうがいい?」

この例にあるように、「はい」「いいえ」で答えられる質問は、まず「はい」なのか「いいえ」なのかを明確にすべき。この同僚は「(自分で)やり直してみる(から大丈夫)」と言いたいんだろうけど、肝心の情報が落ちていますね。あなたのことをよく知っていて、察しのいい相手ならなんとかなるかもしれませんが、ぼくだったら念のため確認しちゃうケースです、これ。

特に、相手のアクションが絡むものは、相手にどうしてほしいのかを明確にしましょう。具体的には……

■いい例
同僚「やり直すね」
ぼく「手伝ったほうがいい?」
同僚「いや、自分でやるから手伝わなくて大丈夫」
ぼく「わかった、何かあったら声かけてね」

うちの同僚があまりにこれができないので、反面教師としていくつか例を貼っておこう。思わずブチャラティになるレベルだよ(ジョジョネタ)。

あとこういうパターンな……相手が出した選択肢で答えようね。

下記はそもそも質問されてるんだから、答えないとダメよっていう例

3. どうしてほしいのかわからない

前2つともかぶるんだけど。実際にあった信じられない問答です。

■ダメな例
同僚「資料作ったよ」
ぼく「確認したけど、ここ間違えてるよ」
同僚「あー直すの忘れてた。直しても構わないよ」
ぼく「え?直せってこと?」

まず、「資料作ったよ」だけで確認してもらえると思うな。
ぼくは察しがいいから見てあげるけど、これじゃ作業依頼したことにならないから最悪の場合放置されるし、それで困るのはきみだからね?

次に、新たな作業(この場合は資料の修正)が発生したときは、曖昧な表現は避けて、自分のスタンスと相手にやってほしいことを明確にすること。それさえやっていれば、進んで協力してくれる人もいるというものです。

■いい例①
同僚「資料作ったよ。確認お願い。」
ぼく「確認したけど、ここが間違ってるよ」
同僚「ごめん、直してもらってもいい?」
ぼく「いいよー直しておくね」
■いい例②
同僚「資料作ったよ。確認お願い。」
ぼく「確認したけど、ここが間違ってるよ」
同僚「ありがとう、自分で直すね」
ぼく「開いてるから、ついでに直しておくよ」

さらに欲を言えば、ここまで言ってくれると話が早いんだけど……
なかなかこれができる人は少ないかな?

■いい例③
同僚「資料作ったから、確認お願い。誤字脱字があったら直しちゃって」
ぼく「確認したよ。誤字脱字ちょっと直した。
   あとここが間違ってると思うんだけど」
同僚「ごめん、そこは確かに間違ってる。こう書くつもりだったから、
   ついでに直してもらっていいかな?」

4. 他人に影響のあることを報告しない

これは例とかは省きますが。

同僚のプログラムのテストをしていて、不具合を見つけたから報告したら、「調べればいいじゃん」と言われたものの全然わからず、調査の経過を逐一報告したんだけど反応なし。
その調子で1日くらい費やしたところで、「その不具合は俺の環境ではもう直した」とか言い出したのでブチギレました。

ぼくはエスパーじゃないんだ。お前が何を見つけて何をしたのかは、言わないと絶対伝わらないんだ。お願いだから、他人の作業に影響があることは、小さなことでも報告してくれ……。

5. 発言・質問の背景や意図を言わない

これは自分もうまくできていなかったことなので、戒めも込めて。

チャットだと、どうしても会話より情報量が落ちるので、発言や質問が唐突に感じられることがあります。流れをよく見て、唐突になりそうだったら意図も書こう。

例えば

同僚「こういう不具合があったんだけど」

という報告に対して、突然

ぼく「それってこういう(具体的な)データだったりする?」

と返したら、おそらく大半の人は何を言い出したんだ、と思う。けど

ぼく「先月来た問い合わせの現象と似ていて、その時はこういうデータが原因だったんだけど、今回はどうかな?」

って聞き方ができたら、相手も答えやすいよね!

6. 自分から助けを求めない

これも自分ができていなかった例。自戒を込めて。

テレワークのチャットで同僚とモメてたとき、上司に「助けがほしいときは自分から言ってほしい」と言われてハッとしました。
出勤していれば上司や同僚が気づいてフォローできることでも、テレワークだと気づけないんだよね。助けが必要なときは、自分から積極的に救難信号を出そう!

このエピソード、詳しくはこのツリーに書いてあります。
(途中から自分語り入っちゃうけど前半は参考になるかと)

おまけ:コミュニケーションがうまくいった例

最後に、うまくいかない話だけじゃなくて、うまくいったことも書いておこうと思う。

テレワークは、出勤と比べるとどこで誰が何を話しているかわかりにくいし、個人間のやり取りに陥りがち。そしてこれの恐ろしいところは、「質問する相手を間違えると詰む」ってことなんです。

特に質問する相手を選べない新メンバーのために、うちの部署は専用のチャットを立てました。これで本人は相手を選ばず気軽に質問ができるし、得意な人が答えられるし、誰かが間違ったことを教えても、他の誰かがすぐ訂正できる。

業務にもよるだろうけど、弊社の場合はほとんど「他の人に聞かないと回らない」ので、リモートでも気軽に質問できる環境作りってすごく大事だし、それをやったのでうまく回っています!

まとめ

テレワークでは、やっているつもりでも以下のことが疎かになりがちです。

1. 感謝や謝罪を伝える
2. 質問に対応した答えを言う
3. 相手にしてほしいことを明確にする
4. 他人に影響のあることは随時報告する
5. 発言や質問の意図・背景を伝える
6. 自分から助けを求める

意識して、みんな気持ちよくかつスムーズに業務を回していきましょう!
あとは不慣れなメンバーもなじめるように、質問しやすい場所を作ってあげましょう!これでチームは回るはず!!

以上、長くなってしまいましたが、少しでも参考になりましたら幸いです!


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