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観光する目的が以前と変わってきたのはSNS時代の当然の流れであろう

千葉県に江川海岸という場所がある。もともとはなんてことのない海岸だったのだが、海中に並ぶ電柱と周辺の景色が「インスタ映えする」ことで一躍人気になった。

以下の記事にあるような写真を一度は目にしたことがあるのではないだろうか。

最近は観光バスも乗り付けるようになったらしい。しかし、周辺にはこれ以外見る場所もないのに、なぜ人がくるんだろう?と昔からこの場所を知っている方達にとっては疑問らしい。「あんな場所に」と表現する人もいるぐらいだ。

SNS時代は「誰かがSNSにアップしたその場所に、自分も行って写真を撮り、SNSにアップする」これだけで十分な観光動機になるのだ。

あちこちに特集されているので、ぜひ見て欲しい。

今まで見向きもされてなかった場所が、SNSの恩恵を受ける事例も増えてきた。しかし、大事なことはこれが本当に地域経済に貢献するのかということだ。

そして、それは「観光客がきても、ちっとも地元に金が落ちない」だとか「行政は何もしてくれない」と嘆くことではなく、自分たちもSNSを使って積極的に情報発信をし、人を呼びこんで行くことだ。どんどん乗っかっていけばいいだけの話。

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