見出し画像

留学楽しかったなぁ

OB訪問で大学生と話す機会があったのをきっかけに、学生時代を思い返していた。

1年間のスイス留学で、私は一生分の青春を謳歌したと思う。

日本を遠く離れて、憧れのヨーロッパで生活した日々。大学で研究して、友達と飲んで、週末は旅に出て、を繰り返していてあっという間に過ぎ去った1年間だった。今の自分と将来の自分にあんなに向き合ったことはなかった。

研究めっちゃ頑張った、とはとても言い難いけど。息抜きはしたけど、手抜きはしなかった。その点で一番青春な日々だったなと思う。

帰国してからは東京での暮らしに追われて、普通に大学院を卒業して、普通に会社員となって、今はこんな社会情勢のなかどうにか生活している。

今の学生は、留学も行けない、友達とも会いにくい、就活も氷河期、本当に不運だと思う。

OB訪問されても、正直とても難しかった。コロナの前後で状況が違いすぎる。一般社員に採用権限はもちろんないが、印象に残った学生を採用担当に報告することができる。今まで対面の説明会だったのがオンラインになったけど、画面のあんな小さな枠で印象に残った学生はいなかった。

私たち会社員も、オンラインでコミニュケーション取りづらいし、出張行けなくて進めにくい話が多々あるし、それなりに不便だけど。今の学生たちがコロナで奪われた青春経験とは比べ物にならない。

こんな状況いつまでも続きませんように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?