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2024/02/28 マーケティング支援の価格設定(考え中)

写真は、新宿3丁目の珈琲貴族より。喫煙目的店らしく喫煙席は終日埋まっていたが、禁煙スペースはわりと空いていた。

さて、わたしにとってのはじめての起業は、いわゆるスモビジ、ひとり親方からはじめるつもりなのだが、初期の事業(と言えるもんかもしらんけど)は、伴走型のマーケティングを想定している。あんまりかっこつけたくないので、もっと適当なネーミングは考え中。最初はあまり形式めいたパッケージというよりは、志(バイブスといいたい)が合うドメインや人々と、ちいさくなにかをはじめていきたい、という思いが強い。

だが、「で、おたくは何できますのん?」という話は当然なるので、一応のざっくりとした支援内容と価格表を、松竹梅の3つで整理している。特に価格設定はとてもむずかしい。

これまた一応の仮コンセプトとして「新卒1人を雇う価格で、プロのマーケティング支援を」としている。とにかく長いし文字面も微妙なのだが、最近の商談中にはかならずこれを口にして、先方の温度感を見ている。総体としては「まあコンセプトはわかる」といった表情のように感じる。まだまだ検証フェーズなので、たまにいけそうなときは「ぶっちゃけどうすか?高く感じます?」と正直に聴いてみたりしている。

本日は3商談があったので、下記にざっくりとコメントを列挙してみる。

シリーズAのスタートアップ企業
「これぐらいの金額がありがたいが、シリーズCからDとか、大企業に営業するときは、もうちょっと金額あげてもいいんじゃないですか?」

シード期のスタートアップ企業
「資金調達がうまくいったら、このぐらいは問題ないかな。ちょっとそれまでは調整したい」

シリーズBのスタートアップ企業
「金額は問題ないんですが、ひょっとしてひょっとすると、新卒3年目ぐらいの地頭のよいジュニアを採用したほうが、トータルのコスパよかったりしますかね?」

それぞれの見解の違いがおもしろいし、学びである。会話の隙間からこぼれるような率直なフィードバックが、いちばんありがたい。

わたしの起業の目的のひとつは「マーケティングによって、事業がスケールないし継続すること」である。そのためにも、適切かつ継続が可能なマーケティング支援のために、1社が支払う販管費(つまりわたしの人件費)をなるべく間接費を減らすことで叶えたいと考えている。もちろんわたしも収入ないし今後の選択肢を増やしたいので、提供パッケージを仕組み化することでPMFをカタチにしたいのである。

……みたいなことを、もうちょっとシンプルにわかりやすく言いたいんだけど、まだうまくまとまっていない。むずかしいよう。

まだまだPMFなど遠くありけりだが、焦らずにいきたい。なにより、毎日がちょっとたのしいので、それだけでもラッキーな気持ちである。



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