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再び、ディステニーランド!

 心地よい夕立の続く夕方である。昼間は酷暑と呼べるほどの気温にさすがの鹿田も多少辟易したが、それでもそんな炎天下の世界は鹿田に心地よさも与えてくれた。虫撮りもしたが小一時間あるき回っただけでへとへとになり、蜘蛛しか撮れなかった。ここでお披露目するような素敵な写真は撮れなかったので、また次の機会に素敵な写真が撮れたなら紹介させていただこう。

心地よい夕立といったが、多少夏バカ贔屓が入っている。雷はひどく、足元が振動するほどである。雨も屋根を穿つのではないかと不安になってしまうほどである。しかしそんな天気も僕は嫌いじゃない。夏に付随するすべてを僕は心から肯定できるのだ。そうでなくては夏バカなんてやってられない。炎天下のダイソン如く体力を奪う気候も夏だからこそ体験できるのだ。現場にいて辛いと思うことはあるが、これもまた何ものにも代えがたい夏の風物詩の1つである。

そんな風物詩に、また、まだ邂逅できていない素敵な夏の顔に、巡り合いたくて今年の夏も全力で生きるのだ。

鹿田です、よろしくね。

雷雨は全くもって弱まる気配がない。近々水没しやしまいかと多少の不安はある。そのくらいの勢いだ。今年の梅雨の終わり頃はひどい雨が降ると天気予報士が言っていたがまさにその通りってやつだ。ここ最近集中豪雨も多くて、先々週の日曜などたった10分ほどの間に道路が浸水していた。異常気象と呼ばれていたものが通常気象となり、それをまた超える気象を異常気象に呼ぶようになるあんて、まるで映画の世界だが現実になっているけれど、僕たちはその憂鬱もいつしか普通になり正常バイアスにやられてしまうのかもしれない。いつの間にか真っ暗になっていた外の世界を見つめて、僕はまるで異世界のことだと感じてしまう。それも正常バイアスなのか?

結局今日はその久々の夏の熱射に負けて家に戻ってはすぐ横になり、3時間ほど眠ってしまった。そうして5時半頃に起きてひとっ風呂を浴びては元気メーターの上昇を感じてここで一杯とビールを飲んだのがまずかったのか蒸し暑さに飲んだビールの3倍ほどの汗を流している気がする。暑さもあるがこの日本特有の蒸し暑さってやつはまるで天然のサウナである。日本にいてこの夏の時期にサウナに行くなんて馬鹿らしいことかもしれない。窓を閉め切れば危うさを感じるほどの汗がドバドバと流れ、無理だ!とおもったならエアコンをの電源を入れる。これぞ最高の整うってやつではないか。以前僕はサウナに行ってみたいと言っていたが、それは結局夏にいたいという深層心理の働きだったのかもしれない。そうしてエアコンに整った僕は大きく深呼吸してビールを一本飲み干した。

ディステニーランドのパスポートがぽつぽつでき始めた。ひとつは耳たぶ。僕は横を向いて眠るタイプなので、その枕に接する方の耳たぶがまず荒れる。そして腕の折り目(なんというのか正式名称を知っている方は教えてください)それから車を運転する事が多いので、アームレストに置く前腕の密着面もただれる。それでも良くなったほうで、僕は子供の頃なつになるとミイラになっていたくらいだ。そうしてディステニーランドに行く度、腕の包帯をちらっと巻き取って汗疹の部分を自慢気に見せた。ああ、夏バカのメッカ、ディステニーランドに早く行きたいなあ。

あ、ディステニーランドを知らないって人は、↓の記事を読んでね。

かといっても全身に汗疹が残るのは辛い。ただただ痒い。なので僕はいつも左腕の汗疹だけは残して、その他はちゃんと汗疹ジェルで治している。ま治ってはできての繰り返しだけれども、その半永久性が夏に反映されるのなら構いやしないと適当なことを思っている。
適当を適当たらしむ鹿田である。

ではまた!

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