見出し画像

イギリス到着で、日本以外の国を知る(卒業旅行D1)

全然書いていませんでした。毎日疲れては眠り、疲れては眠りの繰り返し。メモはとっていたので、それを元にまとめていきますね。

イギリス到着

イギリスにつきました。初めての入国!
結構流れ作業で、パスポートをピッとやったら出られたので日本のパスポートって改めてすごいなあと。友人からこいつは最強だよと聞いたことがあったので、その意味を体験をもって初めて知ったのでした。

ヒースロー空港から地下鉄に乗って中心地へ。私たちはVictoria駅のホテルをとっていたので、そちらのチェックインを先にしてしまおうという魂胆でした。93リットルのでかいキャリーバッグをゴロゴロ×4しながら、移動していきます。人によって大きいキャリーの運び方に個性が出るもので、腰を落として本体ごとゴロゴロする人、斜めにしてゴロゴロする人、4つの車輪で安定させてゴロゴロする人…とまばらでありました。

地下鉄に乗る

まず、オイスターカードという交通用ICカードを券売機にて購入します。初めての海外の券売機。英語できるAさんが率先してサクサク買ってくれました。デポジットと使いきれそうなお金10£をチャージします。だいたいカードのタッチ決済で行けるんですね!便利なよのなかだ。

さてさて、ホームに向かいつつ、滑り込んできた電車。見てびっくりです。小さい台形だったんです。あとなんかホームも暗いし。日本の箱型でゆとりのある電車に慣れていた私たちはもうそれはびっくり。ただでさえ慣れないデカキャリーバッグの移動に普段とは違う地下鉄に驚き、通路の狭さに驚き…。到着が朝の方だったからかあまり人はいなかったのですが、もうそれはそれはカルチャーショックでした。

地下から始まった電車は途中で地上に出ます。空港は郊外にあったからなのかのどかな街並みが続き、日本とは全然違う家の形に4人みんな車窓を見て大興奮。三角屋根、煙突……。いや、本当にあるんだ!
旅行の醍醐味をもう味わっておりました。

M 「うわあハリーポッターじゃん」
Nさん「こんな煙突あったらサンタさんそりゃ入ってきたいわ」

そしてそしてそして、その景色を写真で撮ろうとしてさらにびっくり!iPhoneのカメラのシャッター音が鳴らない!!
日本だとカシャカシャ鳴るので無音にもまた「音が鳴らないよ!!」とカルチャーショックを受けまくりでした。違いを見つけるのが楽しい旅になりそう……と期待は膨らむ。

そして乗り換えて、さらに都心へ。その電車はわりかし人が乗っていたのですが、スマホを見ている人が日本より少なかったんです。巷で割と、日本人は電車でスマホ見すぎ〜みたいなのを聞いたことがあったのですが、その意味がちょっとわかったかも。本を読んでいたり、物思いにふけっていたり、新聞のパズルを解いている人だったり。イギリスの方々はみなさんゆったりと過ごされてました。

駅についてから知ったのですが、イギリスの地下鉄用のフリーペーパーがあるようで、そのパズルを電車で解いているようでした。フリーペーパーが大量に置かれているのも驚きだし、場所によっては無くなってたのも驚き。紙の味わいが受け入れられてるのか!?と羨ましくもなったりしました。私は紙が好きです。

あと、地下鉄移動で発見したのは、エレベーターのことを「lift」と言うこと!Aさんがエレベーターはアメリカ英語でイギリス英語だとリフトかな〜と教えてくれました。店員さんとかの発音とかで違いが出るのかなとか思っていたのですが、意外と細かい単語や節々で学校で習ったものとは違う部分が出てくるのか!と嬉しくなった覚えがあります。

さて、ホテルについてチェックイン。そのときにパスポートを見せてと言われたのですが、それにまず驚きました。まあ、パスポート見せたほうが確かに速いのですが、ホテルはパスポートの番号を控えたりしているんでしょうか。無知無知星人なのであとで調べてみようと思います。

ホテルの部屋に荷物を置いて、ひとやすみ。ツインベッドの部屋で、部屋割りはグッパーで私とNさん、AさんとMになりました。3か国回るので、それぞれ全員と同じ部屋になるようにしようということに。お見合い番組みたいだね~とにこやかに部屋に入っていきました。

ごはんをたべる

そして、晩御飯には  The Wolseleyというイギリス料理の食べられるお店へ。日本から予約しておいたのでした。お店の中は豪華で、ヨーロッパっぽいかんじ。最初のご飯屋さんに選んで正解でした。そこではエッグベネディクトと紅茶をたしなむなど。

そんななかで私はなぜか、すごく眠たかったです。
時間は夕方なのに、深夜みたいな眠たさ。よく考えれば日本時間だと深夜で、体のリズムが完全になじんでいるから眠たいんだと気付きました。
そう!これが時差ボケ!!!初体験の時差ボケにちょっと嬉しくなりました。みんなには心配させてしまいましたが……。

スーパーへ

結局もうそれはそれは眠たくなったけど頑張って起きて、みんなでみかけたスーパーのM&Sに行きました。MとAさんに導かれるがままに行ったのですが、スーパーでお土産を買うという文化が自分に無かったからか、行ってどうするんだと思っていたけれど、現地の紅茶やらパンやらグッズを買えるのか!と気づいて楽しくなりました。外に出たらその寒さで目が覚めていたので、全部セルフレジのお会計だとか、紅茶の安さにカルチャーショックのオンパレード。友達3人はもうお土産の物を入れていました。
初日からフルスロットルだぜ。

アクシデント

そんなところで移動中にMからあるカミングアウトが。どうやら、キャリーバッグの足が取れかけてしまっているのだとか。彼女曰くまだ新品。今回がファーストトリップ。それにもかかわらず移動ひとつ目の飛行機で壊れる。ちょっと繊細なMはとても悲しそうな顔をしながら「やばい」をはじめとした、ネガティブな言葉をずっと呪詛のように言っています。航空会社の扱いが悪かったのだろう。Mは何も悪いことをしていない。しかしこれが、彼女の受難のはじまりだったのでした。

ちなみに私もトートバッグにつけていたカワウソのぬいぐるみストラップが空港からホテルに移動している間にとれてなくなっていました。かわいいから誰かにとられちゃったのかな。それならしょうがない。

そのほか気付いたこと

・ロンドンの人歩くの速い
マジで速い。全然信号も守らないしスタスタスタと歩いていく。どちらかというと日本に似てるかもね、と友人は言っておったのですが、たしかに歩いている間も静かだ。ついでにエスカレーターもびっくりするくらい速度が速かった。

・イギリスのフォントってあるよね
イギリスっぽいフォントってあるよな~思いました。このアルファベットはイギリスだからだよな!みたいな。だからと言ってどうということはないのですが、ここで生まれたものなんでしょうか。なんかあるんですかね。

なんかこういうかんじのフォント

1日目は異国の地を始めて踏みしめるというカルチャーショックで終わりました!夜はスヤスヤ…と思いきや、これまた時差ボケでそんなに眠れませんでした。疲れてるのに眠れないのが初めてで、これは人体のふしぎ。ちょっとこの先の一週間が心配になったはじまりでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?