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モデルナワクチンを打った。(1回目)

7月の下旬に1回目のワクチンを打つことにした。モデルナ製で、周囲の人は特に副作用は出なかったり、出たとしても腕が上がりにくいなど軽症だったりがほとんどだった。

当日はぐるぐると蛇のような順路を立ったり座ったりして診療室に案内された。

「お待たせしました。利き手じゃない方の腕を出してください。あ、注射は苦手ですか?」
「はい、苦手です」
「そうですよね、苦手オーラがすごい出てますよ。」
「そういうの分かるもんなんですね」
「分かりますよ〜、マスク越しにも分かります。すぐ終わるので頑張って下さいね」

40前半くらいのショートカットの女性に励まされながら注射を打った。マスクをしていると大抵の人は可愛く見えるから、そこは良い時代だと思う。

次の日は仕事だったが、午後から一気に熱が出た。38度を超えたのは、新入社員研修中に季節外れに流行した、インフルエンザのクラスターに巻き込まれて以来だろうか。

全然軽症じゃ済まんじゃねーか、どあほう。

関節痛、倦怠感、頭痛と全ての症状に悩まされながら、2回目のワクチンが控えている日にちを確認した。

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