リストラップ、内巻きにするか外巻きにするか(書きかけver)

 4スタンス理論とかそういう「分かる人にしか分からない理論」とか、自分が巻きたい方向に巻けばいいみたいな言語化放棄が許せないため、敢えてここに記す。
 とりあえず箇条書きで。やる気が出たらちゃんと写真などを添えて理論立てて説明したいが…

<ベンチプレスの場合>
・ワイドグリップ気味、肘を全力で張る、三頭でブレーキを掛けてバーを下ろす、こういったケースは外巻きにした方が良い。
・ナロー気味、肘はほんの少し余裕を持たせている、二頭でブレーキを掛けてバーを下ろす、こういったケースは内巻きにした方が良い。
【9/16追記】
 他にも重要な要素としてグリップの「内ハの字」型と「外ハの字」型があり、単純にグリップ幅のみを以って分類すると誤解を受けるな、と思った。後段に記述したが、肩の外旋意識と内旋意識の違いによる使い分けのことを言いたかったので、その辺は誤解なきように。手首の使い方によって巻き方を変えた方が良い、という人も居るだろう。この辺は難しい…
 本記事では手首の使い方などは考慮していないが、機会があればいつか書くかも知れない…し、書かないかも知れない。

<スクワットの場合>
・恐らく差はないと思われるが、身体が非常に固い、担ぎが苦しいタイプだったり非常に低く担ぐ場合は外巻き、ハイバーで強くグリップできる場合は内巻きではないだろうか(要検証)。

<デッドリフトの場合>
・脚で引く、背中はなるべく前傾させず出来るだけタイトに保つ、こういったケースは外巻きにした方が良い。
・背中で引く、背中(主に上背部)は多少緩ませてラウンドバックデッド気味にする、こういったケースは内巻きにした方が良い。
→そもそもデッドリフトでリストラップを巻くケース自体が稀だが…

 この差は何かというと、肩を外旋させたいか内旋させたいのかという違い。肩を内旋させる意識が強いなら内巻き、逆に外旋させたいなら外巻きにした方が良い。これは実体験だが、全力で内巻きにしてワイドグリップでベンチプレスをすると、肘が張りにくく非常に肩が窮屈になる。脇が開きやすいので、ボディビル的には胸に意識を集中させられて悪くないかも知れないが、全身を使って、特に骨格で受けようとするとかなりやりにくいと思う。
 ただし、これらは手首の背屈具合やリストラップをどのくらい深くor浅く巻くかにも左右されるため個人差が生じやすいと思われる。巻く強さも言わずもがな。

 色々言いたいことはあるが、要点は「肩を外旋させる意識が強いならそれに沿うように手首も回外させやすいようにリストラップを外巻きにした方が良い。逆もまた然り。」ということ。こう書くと、割と当たり前っぽく聞こえる。
 「そんなことねーわ。逆の方がやりやすい。」という人も一定数は居るであろうことを否定している訳ではなく、人体の構造上、そうした方が良いと言っているだけなので、無理に変える必要はない。わたしはリストラップの巻く方向を変えただけで肩痛が緩和された経験があるので、同じように怪我に悩んでいる場合などは試してみる価値はあるだろう、とだけ言っておきたい。劇的な変化を期待されても困るが。

追伸
 写真などでしっかり見せないと伝わらないと思うので、いつかちゃんと書き直したいと思うが…そういう気力がね…
 グダグダ勢いだけで書いたが、最終的には「巻きやすい方向に巻いた方が精神衛生上良い」というメリットの方が強い気がしてならない。慣れない方向に巻くとストレスが溜まるのは事実。
 手軽にできることなので、アップで少し試してみる程度ならアリだが、調子が良いなら余計なことをすべきではないと思うので、何も考えずに行動するのはヤメテオキタマエ!

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