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祝★100頭ジビエ化! 10月度報告

昨年12月より横瀬ジビエ製造場が稼働を始め、100頭/年の処理を目標にしていました

そして遂に!!!!

11/1に処理数が100頭を超えました!!!


すごい!すごすぎる!

横瀬ジビエ製造場のこだわりとして「加藤が止め刺しを行うこと」「銃で止めた個体は使わないこと」が挙げられます。
こだわりをもって実施していることと、処理をする人が僕自身しかいないということ、横瀬で取れる鹿が概ね150〜200頭/年なのを理由に100頭を設定していました。

たった一人でコツコツと美味しいジビエをお届けするため頑張ってきて、11ヶ月で目標達成となりました。

そこにはもちろん猟友会や町民の皆様、消費者の皆様、町の助けもありながらの達成であり、感謝感謝です。🙇


10月度報告
鹿ジビエ処理 11頭 +3頭ジビエに出来ず。
猪処理 3頭
その他の動物処理 10頭 アナグマ、アライグマ、たぬき

10月〜12月は鹿の繁殖期で、動きが多く、雄鹿がよく捕れました。10/14頭がオス

またその他の中型動物たちも冬に備え餌を手当たり次第バクバクと食べる活発な時期で、芦ヶ久保のある柿の木の下に箱罠を設置したところ3日に1度ペースで有害鳥獣指定の獣が捕れました。



熊被害が全国的に増えています。
入間でも目撃情報が出るなど、人界に近付いています。

熊が街に出てくる理由は様々ですが、一番しっくりきた表現が「日本人が有史以来もっとも山資源を活用していないから」です。

人間も含め生き物は可処分資源の限り増えようとします。
人が山の資源を使わなくなったことで、野生鳥獣が山の資源を使えるようになった、故に繁殖し、山の資源が凶作など時には人界へとオーバーフローしてきているという見方が概ね正しいかと思います。

野生鳥獣と人は陣地の取り合いをしてきたわけです。
山を切り拓き、集落(人界)をつくり、その周りには資源活用の里山があり、里山が人界と野生界の緩衝地帯になっていた。

その緩衝地帯が無くなったことで、人界と野生界が非常に近付き、軋轢が生まれているという見方です。

これはハンターだけで解決できる問題ではありません。
地方の過疎化、エネルギー施策、水源確保、林業の諸問題、動物の保護・適正管理、捕獲鳥獣の処理・活用etc

どれか一つ解決できればいいという問題ではなく、複雑に絡み合っている問題です。
何かウルトラCが出てくることもないので、各人に出来ることをやっていくしかないという…。

なので私はこれからも野生鳥獣の捕獲、利活用という面で頑張っていきたいと思います。


最近の興味はAIに向かっています。
この記事のtop画と下の画像はDALL-Eという画像生成AIで生成しました。

下は自分の特徴を入力したものです。
似てますかね?

ハンター、小太り、眼鏡、散弾銃、オレンジの上着、などを入力

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