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名刺にどれだけの情報量を盛り込むか?問題への回答。

「名刺はカタログ。載せられるだけ情報を載せるべし!」という詰め込み派の人もいれば、必要最小限の情報でスッキリ名刺を見せたい人もいます。

あなたはどちらのタイプ?

名刺に盛り込む情報量について試行錯誤してみて感じることは、、

どっちでもいいということです(笑)。

それでは答えになっていないので僕なりの回答をお伝えすると、

自分のパーソナリティによる

名刺の情報量を決めるうえで判断基準にすべきなのは、自分のパーソナリティです。どういうことなのか? ご説明していきます。

初対面の場合、残念ながら人は他人にそれほど関心を持っていないものです。(すでに見知っている人と名刺交換をしたり、お互いが信頼のできる仲介者のもと交換をするケースは別)

基本的に、人と人はまったくのゼロから関係構築をはじめることになります。

この視点に立ったとき考えるべきことは、自分が話し手タイプなのか? 聞き手タイプなのか? ということです。

名刺交換のついでのわずかな時間に、自分の仕事の要点を簡潔に・分かりやすく伝えられるのなら「カタログ形式」は効果を発揮します。「相手をもっと知りたいな」と思ってカタログに目を通すからです。

しかしながら、イチからカタログを読み上げるがごとく長い自己PRがはじまると…聞いているほうは飽きます。冷めます。

なぜかというと、相手は相手で自分の話を聞いてほしいから。

それを遮られてくどくどと話を聞かされるのはたまったものではないのです。自己PRも大切ですが、それよりもマナーや相手への思いやりのほうがコミュニケーションでは大事。

ですから、カタログ形式の名刺を採用する場合、併せて簡潔なトークスクリプトを作成することをオススメします。

一方、話すより聞くほうが得意な人の場合、名刺の情報量は最小限でいいと考えます。

というのも、聞き手タイプの強みは相手の話に全力で耳を傾けられることですよね。だから、名刺の情報量も自己PRの内容も簡潔に抑え、さっさと「私はあなたに関心を示しているんですよ」というスタンスを見せたほうが効果的です。

自分のことを努めて理解しようとする人間を、人は信用するものです。

関係性が温まった状態でどうこちら側に関心を持ってもらうか? については以下の記事で解説しているのでよければご覧ください。

話し手タイプであれ聞き手タイプであれ、名刺をきっかけに話す内容は簡潔であるほうがいいですね。なぜかというと、一度お伝えしたように初対面で人は相手に関心がないからです。

関心があるだろうという前提で長々と話してくる人。これはイタい!

あなたは話し手? 聞き手? どちらのタイプでしょう? 自分のパーソナリティをもとに、名刺の情報量を決定してみてください。

仕事柄、名刺のプロデュースもしているので、「自分の名刺をどう見せればいいのか分からない」という人はぜひ無料相談をご利用いただければと思います。

あなたの「ブランド」を簡潔に表現できる名刺を、ご一緒に考えていきましょう♪


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