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マーケティング“体質”とは…?

From:大鹿

おはようございます。


マーケティングに関わっていると、いろんな人がいろんな立場・視点からこの「マーケティング」という言葉を定義していることに気づきます。

私なりの定義ももちろんある。ただ、それを説明しだすとただ堅っ苦しくなってしまうので、言葉の定義よりも本質的で大事なことをお話できればと。


それは、マーケティング“体質”かどうか。


結論から言いましょう。マーケティング体質とは「お試し主義」のことです。


これまた堅っ苦しい言葉ですが、「ABテスト」というものがあります。


読んで字のごとくなのですが、

やり方Aとやり方Bを比べて良いほうを採用し、さらにやり方Cと対決させて良いほうを採用し、さらにそれをやり方Dと…というふうに繰り返すアプローチのことです。


ん~。男性の方なら野球のバッティングとかで経験があるかもしれない。「このタイミングだと振り遅れるからボールがこの辺に見えたらスイングしてみよう」とか。


そんなふうに、失敗→失敗→微成功→大成功…と思いきや失敗→微成功→成功…を繰り返す作業。訂正。繰り返すことができる力。


これが「お試し主義」でありマーケティングの体質だと考えます。


バッティングを例にしたから失敗も1つのチャレンジ!と思えたわけですけれど、これが仕事の重大な場面の1つだとすると、失敗はやはり誰でも怖い。怖いですよね。


「失敗」という言葉がよくない。私たちはこの言葉を想像したとたん、どんなに抵抗してもマイナス思考に陥ってしまいます。


だから失敗を「お試し」に変えてしまいましょう。


お試しを繰り返して成功に近づく。この「お試し主義」を持っている人がマーケティング体質のある人。


ただし。目標を明確に持っていないと永遠にお試しを続けることになってしまうのでご注意を(苦笑)。


いやいや笑い話ではなくて。


バッティングなら球を「スコーン」と飛ばしているイメージ=目標を持っているから、修正を繰り返していつかは成功にたどり着くことができます。

しかしこれが大きな緊張を伴う仕事。大きな決断を要する場面とかになってくると、目の前のことに必死で目標を見失いがちなんですよね。


どうですか? 私はよくあります(汗)。


だから目標は自分のメンタリティに左右されないよう、アウトプットしておくことが大事。「目標は書き出せ」と巷でよく言われるのはこれです。


目標を定めて・お試し主義でGO。


こうやってひも解いてみたら、マーケティングってそんなに難しいものじゃないでしょう?


もちろん冒頭で書いた通り、これは“体質”なので個人差もあるし時間をかけて身体に染み込ませていく必要のあることです。

でも日々、1つひとつの場面が実践の場でもあります。たとえば料理を作ることも買い物を効率よく済ますこともこうやって文章を書くことも。


無意識でやっていたことを意識でやれば必ず変わります。習慣化してみませんか?


マーケティング体質のお話でした~。


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