どうなれば満足ですか? あなたの満足条件は?
「どうなれば満足ですか?」
何をやればいいかは必死で考えるものの、この質問に答えられる人は存外少ない。でも自分の“満足条件”、つまり目的が明確にならないことには、やるべきことも整理されないものです。
「どうなれば」は「どういう状態が実現したら」と考えるといいです。手にしたい理想の未来を情景描写します。
ご参考までに僕の理想の状態はこれ。
BARで静かにタバコをくゆらせる探偵のように、自分のもとに毎日お悩みや相談が持ち込まれる状態。ふざけているようで大まじめです(笑)。
昨日、ご相談があって同じようにお伝えしたのですが、手にしたい未来を自分が好きな映画の世界観にたとえてみるといいですね。(ドラマでもよし)
すると、やはりスルスルと出てくる。人間ってファクト理解(事実)よりストーリー理解(エピソード)の能力が優れているから、映像でイメージするのは比較的ラクなんです。
そして世界観の中に潜む「キーワード」を取り出せば、それがあなたの満足条件の素。
そう、それ! そうありたいんでしょ?
それさえ分かれば、あなたの満足世界を満たすパーツを構成していくだけ。だけ、といいながらこの要件定義も難しいのですが。
けれど自分自身の目的が定まれば、少なくとも「やるべきこと」と「やらなくていいこと」が整理されます。
人間は不思議なもので、「やらなければならない」と自分を追い込むと心ががんじがらめになりますが、「これはやらなくていい」と決めればやることに邁進できます。不確定要素が目の前に並んでいる状態が不安なんですね。
あなたにとっての満足条件とは? 胸に手を当てて「何のためにやっているんだろう?」と考えてみてください。
少し立ち止まるくらい大丈夫ですから。
条件整理のお手伝いもしています。
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