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やりたいこと×伸びしろのあること。

自分の気の赴くまま、やりたいことや好きなことばかりやっていても仕事は伸びないと思います。
 
せっかくいただいた仕事なのに、こっちにはエネルギーを注ぐけれどこっちは手抜きをする、といったこともそう。
 
「やりたい!」「好き!」というパッションそのものは大切です。しかしそれを続けていくには、自分自身の“伸びしろ”をつくっていかなければいけない。
 
少しだけ話が横道に逸れるかもしれませんが、ChatGPTは本当にスゴいですね。僕のような「書く仕事」はなくなると言われていますが、ウン…間違いなく、なくなりますね(苦笑)。
 
厳密にいうと、あり方が変わるのだと思います。
 
要はAIへの指示の仕方でアウトプットの精度が変わるわけなので、今まで身につけた「書くための考え方」はそのまま生かすことができる。これは大きなアドバンテージです。
 
とはいえ、人がAIを生かす今のあり方もどんどん変わってくるはずです。よほど専門的な仕事でもない限り、AIを活用し続けられる人は生き残り、そうじゃない人は取り残されていくのだと思います。
 
で、何が言いたいのかというと、「忙しいから」とか「今度使ってみよう」といったことばかり発していると、いずれやりたいことさえできなくなってしまうよ、ということです。
 
その「いずれ」は本当にあっという間かもしれません。気がついたらもう時代の流れに追いつけない、ということは本当にあり得ると感じます。
(制作やクリエイティブの仕事は間違いなく)
 
もう1年半ほど、ブログの添削をさせていただいているコンサルタントの先生がいるのですが、その方は81歳にしてChatGPTを楽しそうに使っています。
 
精度はまだまだでしたが、ChatGPTをブログに活用したり、お客様の課題解決のために質問を重ねたりしています。
 
もうとっくに仕事を辞めてもいいような人さえ、自分の伸びしろを作ろうとしていることに僕は脱帽しました。この先、時代がどう変わっていくのかは分かりませんが、しっかりと準備をされているわけですから。
 
そしてそれは自分の誇りある仕事を続けるため、というのがまたブログを読ませていただいてヒシヒシと感じるんですね。繰り返しますが81歳の方がですよ!
 
やりたいことを続けるために、自分の伸びしろをつくる。やりたいことをやるためにやりたいことだけしていてもアカンのです。
 
伸びしろは自分の小さな世界にだけ目を向けていては見えないと思います。関わる世界を少しでもいいから広げていって、時には打ちのめされながら自分のできることを1つずつ増やしていくべし。
 
特に「人間としての伸び」にもっと目を向けなければいけない時代になったからこそ、書かせていただきました。

今日はそんなところです。


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