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「キーワード」を検索する前にまず書き出したほうがいい理由!?

今日は「リサーチと検索」をテーマにお話していきます。

顧客感情を知るにはリサーチが欠かせません。

そして特に利用する機会が多いのが、GoogleやYahoo!を通した「キーワード」検索なのではないかと思います。あなたも普段から利用していませんか?

お客さんの気持ちになって、物事を知りたいときに「何を・どうやって検索しているか」検索窓に打ち込んでみる。すると、検索の精度にもよりますが(←ココ大事)、知りたい答えが返ってきます。

検索とは「質問」です。あえて(←ココ大事)と注釈をつけたように、粗い質問では粗い答えしか返ってきません。望んだ答えが返ってこないこともあります。

で、ここからが本題なのですが、検索窓にキーワードを入力する作業は「収束」作業です。考えやアイデアを1つに絞り込むアクション、ということです。

しかしことリサーチを目的にする場合、絞り込むのではなく「いっぱい知りたい」わけですよね。ですから、人間の収束モードはリサーチに適していません。

検索窓に打ち込んで答えを出そう、答えを出そう、とするほどどうしても視野が狭くなってリサーチのアイデアが出てこなくなるわけです。

これでは、適切な質問を自ら取りこぼしてしまうことになりかねません。ではどうすればいいのか? というと答えはカンタンで、収束モードから「発散」モードに切り替えます。

一番いいのが、紙に書き出すことでしょう。頭の中にある考えを整理するときと同じです。

発散=広げていくことですから、なるべく大きく書き出せるサイズを選ぶといいと思います。たとえば、スケッチブックですとか。

僕は使い慣れたメモ帳が書き出しやすいのですが、先日ホワイトボードを使ってワイドにキーワードを書き出してみたら、やはりアイデアがポンポンと浮かんできました。

少しWebのリサーチをかじったことのある人なら、

「でも、それって検索窓が連想するキーワードと違う場合があるのでは?」

とツッコミたくなるかもしれませんが、もちろん違う場合もあります。でも、検索窓に集中しているだけでは出てこないキーワードを発想しやすいのもこの発散作業です。
(厳密には出でこないのではなく埋もれている)

答えが適切かどうかは後で検索に「当てて」、答え合わせをすればいいんですね。大事なのは数を出すことですから。

お客さんに憑依するがごとく、「どういう調べ方をするだろう?」とドンドンアウトプットすることが大切です。

そもそも「考えて」→「検索窓に入力する」わけですから、本来入力作業は手段にしかすぎません。この2つを同時にやろうとすると、考える時間が削られてしまいます。

ですから、2つの作業をサックリ切り分けてみましょう。

きっと、今まで自分で自分の思考力に枷をはめていたことに気づくはずです。そして思いもよらなかったキーワードとの出会いが待っていると思います。


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