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3,「他人に期待しない」生き方に対して思うこと

こんにちは。最近インターネットで良く聞く言い回しがあります。

「自分のメンタルを安定させるには、他人に期待しないこと!」
「他人に期待せず、自分に集中することが大事。」

具体例はこんな感じです。

・自分の親友にお金を貸したとして、普通なら
(仲がいい友達だし信頼してるから、お金はちゃんと返してくれるだろう。)
と思うかもしれない。
しかし、もし裏切られた時は受けるショックが大きいから、
(人なんていつ裏切るかわからない。だから、返してくれたらラッキーだな)
くらいに留めておく。

「他人に期待しないのが大事、他人は変えられない。変えられるのは自分だけ」すごいいい響きです。うーん、正しそうで縋りたくなるような響きがします。

実際、間違いではないと思います。確かに、何か悪いことが起きた時のショックは少ないと思います。その上に他人に過度な期待をしすぎてもそんな期待をされた側からしたらたまったもんじゃないだろうし、関わってて窮屈ですよね。

でも、他人に期待しないって、すごい寂しいことなんじゃないでしょうか。

他人に期待しないということは、どこかで心の溝をその相手と作るということだと思うんです。
さっきの具体例で考えると、友達に対して(こいつも俺を裏切る可能性があるんだよなあ..)と常に疑いの目を向けながら関わり続けるということになります。

「他人に期待しない生き方で生きる」と決めた瞬間に、本当の意味で心の底から信頼し合える関係を放棄することになるんです。

誰と関わっていても孤独を感じることになります。

だから、他人に期待しないまでいかなくても

・他人への期待を減らす
・他人に「してあげた」と思うようなことを減らす、など
という形を取るのがいいのかなと僕は思っています。

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