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【Visional-サマーインターンシップ】サービスを考えよう(思考編)

こんにちは。うさです🐰気がつけばもう秋がすぐそこに迫っています。時の流れは早いですね。

今回Visional Design Internship2021に参加させていただきました。自身がこれまでデザインに対して思っていた疑問点や気になっていた点が次々に解消されていった五日間でした。

せっかくたくさん勉強をさせていただいたので、自身の理解を深めるために早速記述していこうと思います。今回はあまりにも学んだことが多いので、思考編とU I編で学んだことをそれぞれまとめて記述したいと思います👋

こちらに記述しておりますのはあくまでも私個人の考え・感想です。御理解のほどよろしくお願いいたします。

「使われ続ける」とは?

競合サービスが溢れる中どうしたら自分が開発するサービスは生き残れるのか。そのひとつの考え方にユーザーとサービスの関係性があります。

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物理的なものやその価値は一度ユーザーに渡れば、ユーザーの手元に残り続けます。

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しかし、アプリやサービスといった形のないものはユーザーの手元に届いた以降で継続的に価値を発揮します。アプリやサービスはユーザーからの需要がある限り終わりがないということです。すなわち開発者側はユーザーに常に進化するサービスを与えなくてはいけないのです。

デザイナーが考えるのはユーザーのニーズだけではない

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デザイナーはもの自体の体験価値だけでなくユーザーがものを受け取りものを再び使うまでの一連の行動もデザインします。そのためユーザーのことだけでなく、ビジネスやテクノロジーも一緒に考える必要があるのです。

「仮説・検証・学ぶ」のサイクルで開発をする

開発は「仮説・検証・学ぶ」の三つのフェーズのサイクルで成り立っています。

リサーチ

サービスを開発する上で徹底的なリサーチは地味な作業でありながらも重要な部分です。しかしいきなりリサーチをしようと言われても何をどうリサーチしていいのかわかりません。そこで出てくるのが「仮説」を立てることです。

与えられたテーマに対して

・なぜそのテーマが与えられたんだろう
・そのテーマでサービスを作ると社会やユーザーにとってどんな良いことがあるのかな

と考え、リサーチの方向性を定めます。それによって

・もしかしたらテーマに関連する最新の話題があるかも
・関連した問題が考えられそうだ

というようにテーマの中で注目するべき部分がどこか仮説を立てることができます。広く浅くからある程度狭い範囲で深くリサーチができるようになります。リサーチによって自分が立てた仮説を検証し、そこから得た情報から学び、さらに仮説を立てます。

情報を整理しよう

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リサーチを通して得た情報はすでにある事実と表面的な課題に分かれます。自分がリサーチによってわかったことと、さらに気になること(わからないこと)で分けると次に何の情報があれば、テーマに沿った課題が見つかるのか仮説がたちます。そしてさらにインタビューを通して検証を行い、得た情報から学んでまた仮説を立てる…

最初はすでにある事象や課題から自分の予想で課題やユーザーニーズを立てていきますが、「仮説・検証・学ぶ」を繰り返すことで事実に基づいた確実なものにしていきます。

本質的な課題にたどり着く

「本質」とはとても難しい概念ですよね。何を持って「これは本質的な課題だ」と言えるのか、その解き方を振り返ってみましょう。

一つの事実や課題に対して深掘りをする

リサーチやインタビューから得た情報は表面的なものです。「なぜ?」「それってどういうこと?」とこれ以上情報を分解できないところまで考えます。

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出てきた複数の課題から共通する課題を見つける

本質的な課題はどのユーザーも共通して持っている課題、すなわち抱え得ている課題の核となる部分になります。ユーザーの現状とユーザーのゴールのギャップを埋めるポイントを見つけ、ポイントとなる部分が達成されるとユーザーにどんな影響を与えるのか考えます。それがユーザーの求めていたゴールに果たして一致するのか確認をします。

本質的な課題が見つかると必要な機能が具体的に絞られる

解決したい課題が複数あると「あれもこれも」とプロダクトに機能を詰めこんでしまいます。価値と課題の仮説がはっきりしたら具体的にどんな機能や特徴があれば良いのかプロダクトの構成要素を考え、絶対に外しいてはいけない機能やポイントを決定します。

世の中にあるたくさんの競合サービスの中からユーザーに選ばれるサービスになるには絶対的な価値が必要です。その価値というのが本質的課題に直接刺さる機能につながります。

ここで忘れてはいけないのがサービスを考えるのが目的ではなくユーザーが持つ課題を解決することが目的であることです。細部まで深掘りをしたら今度は全体を俯瞰する。点ではなく線で考えること。「仮説・検証・学ぶ」を1サイクル終えたら必ず「そもそも何のテーマで何をどう解決するんだっけ」と立ち止まることが必要です。

終わりに

五日間あったインターンシップのうち、価値と課題の仮説を立てるのに三日使いました。それだけ本質的課題を発見することはサービスを考える上で重要な部分になります。しかも難しい。実は毎日インターンシップが終わった後はあまりの自分の思考力の無さに泣いておりました😅それでも何とかメンターさんにひたすら質問をし支えていただきながら少しずつサービスの形を固めていきました。だんだん進み方向が見えてきて楽しくなり、でもまた行き詰まると苦しくなり。でもやっぱり考えている時は苦しながらも夢中になりますし好きだなという気持ちはありました!同じく参加した学生さんも同じような気持ちだったのかな🤔

次はUI編です。それでは〜😊

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