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まだ行ってない韓国旅行地🇰🇷서대문형무소(西大門刑務所)

こんにちは🌞今回は書こうか否か迷っていた서대문형무소(西大門刑務所)について書こうと思います。日韓関係を悪く書いたりするつもりは全くないので、皆さんに気軽に読んで貰いたいです。本やサイトを基に得た情報で書いています。

※いつも通り、この地には行っていません。写真など無いです💦行き方はサイトでお調べ下さい(ガイドにはほぼ載っていないので)

今回は小見出しを細かく分けて書こうと思います。読みたい所だけ読みたい、知りたいにも気軽に読んで頂きたいです。

서대문형무소(西大門刑務所)を知ったきっかけと行きたい理由

先程から「気軽」に読んで下さい等書いていますが、元々わたしはサラッとしか知らない韓国旅行地をディープに、どの観光地も行っていないので、知ってから行くと更に見聞が広がるのでは?と思い勉強を始めました。

この서대문형무소(西大門刑務所)は通っている韓国語塾の先生が教えてくれました。
先生は、韓国へ留学していた約20年前にお友達とこの서대문형무소(西大門刑務所)へ訪れたそうです。

話が前後しますが、この刑務所は現在は歴史館として一般公開されています。

先生が言うには、韓日合併の頃の展示が多く、ぬるい気持ちで行くと精神的にやられる、との事です。展示品を見るにも辛く、また日本の悪口などが壁にぎっしり書かれてあり、ここで自分が日本人だとバレたら何かされるんじゃないか、と恐怖心が芽生えたそうです。
帰り際に、見学していた軍人(しかも軍人)に声をかけられて、これは死ぬ、と感じたところ、ただのナンパだった。というオチ付きの話で終わったのですが、この話しを聞いたわたしは、もちろん訪れたいなんて気持ちは湧かず、そういう所もあるんだ。程度に思っていました。

しばらくして、本のテーマでこの刑務所と再度出会いました。そこには「日本人の見学者が、日韓合併って何だっけ?と聞いてきた事がある」さらに「加害者は覚えてないようだ」と。わたし自身は日韓、韓日どちらが正しい、間違っているとか意見したい訳でもなく、皆さんが「考え」を持っているように、わたしも「考え」があり、それをここで公開する気も強要する気もありません。

ただ「変えられない歴史がある」分、当事国は立場がどうであれ、知っておいた方が良いと思います。この刑務所の歴史館の訪問後、自分はどのような考えを持つのか、自分的に日韓関係、韓日関係がどうなれば最高なのか考えが深まるキッカケが作れそうな気がするので、わたしは行ってみたいです。
わたしは観光ガイドをも通じて旅行地の情報を得ていますが、あまりこの刑務所が紹介されていないのも疑問です。こんな片方の国の立場が分かる歴史館はないと思います。
これは広島の原爆ドームも日本の立場が知れる、後世に伝えて行きたい歴史館であるように、この刑務所も後世に伝えるべき歴史館だと思います。

ただ訪れたい方も自責の念に駆られたりはしないで欲しいです。あとお一人で行って何かあっても大変なので(精神的にも対外的にも)誰かとご一緒に行くのが良いかと思います。

深入りするとまたまた目がやられそうなので、一旦この辺でこのセクションは締めます。

서대문형무소(西大門刑務所)について

所在地 서대문형무소역사관(西大門刑務所歴史館)
    서울시 서대문구 통일로 251
            ソウル市西大門区統一路251

地下鉄3号線독립문(独立門)駅から行けるようです。

1908年、日帝が경성감옥(キョンソン監獄)として作り、光復後ずっと1987年まで使われていました。1987年の頃は서울구치소(ソウル拘置所)と呼ばれていました。そのあと1998年から歴史館として一般公開されています。
日帝期の展示物が主ですが、民主化運動の時も約30年か使われたので、民主化運動家の記録も多く展示してあるそうです。

Twitterでも서대문형무소で検索すると、日帝の話しと同じ分量の民主化運動の話しが出てきました。

この刑務所は近代刑務所です。
刑務所は昔、囚人へ終わりのない苦痛を与える場所であり、酷い監獄に閉じ込めたり、離島に刑務所を建てて隔離したりする方式が大部分でした。
19世紀に入り、囚人の教化、つまり更生させる方式が増えていきました。更生に向けた教養や食事量の調節、転向が伺える者には褒美を与えることもあったそうです。
서대문형무소(西大門刑務所)も更生を目指した刑務所として作られたそうです。
拷問や勝手気ままで行われた取調べの資料を見ると、更生とは…?と思いますが、一応の用途は更生を目指す用だったようです。

15棟の獄舎のうち2棟は1910年代に作られ、現存する最古のレンガ建築物だそうです。

人形を使って取調べの様子を再現したり、パネルや文章で説明された展示品が多いそうです。実際に拷問を体験できるセットや、韓国語の先生曰く、死刑を体験できるところがあるそうです。正直なところ、体験にはあまり心惹かれません。

서대문형무소(西大門刑務所)の気になるスポット

もはやスポットと呼んで良いのか分かりませんが、판옵티콘(パノップティッコン?)という半円型の監獄があるそうです。

今回は在韓の友達が行った時の写真を使って
いいよ!との事で載せます。

この扇状の監獄なのですが、イギリスから伝わった統制が便利な監獄だそうです。扇型の中心(丸い所)に看守がいて、細長い扇型に囚人を入れていました。看守がいる中央部は暗くし、囚人たちがいる扇型部は光を当てる構造です。
看守は中央にいるため囚人の観察がし易く、反対に囚人は暗闇の看守が見えず、看守が何をしているのか、どこを見ているのか分からない、監視の恐怖に落ちるように作られたそうです。

写真には격벽장(隔壁場)と書かれているので、この本の説明がこの隔壁場のことを指しているのか分かりませんが、このような監獄があったようです。

今回は長い前説があり、言葉もなるべく慎重に選びましたが、気分を害したり、意見がある方もいらっしゃると思います。あくまでわたしの主観で書いている事をご理解頂きたいです。

長々とここまで読んで頂きありがとうございます

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