ミネラル類と健康

ミネラル類と健康


カルシウムはミネラルの一種類です。

通常ミネラルと言われるものは、イオン化した金属の事をいっております。

イオン化した金属は硬度分とも云われ、飲用水は300PPm迄は飲料可と法律で規制しております。

ミネラルの入らない水を軟水と云っております。

体内に必要重要なミネラルでも、ミネラルはプラス電荷をもっており、体内にはいるとストレスなどにより生ずる電気的にマイナス部位に沈着してオ血(オの字はヤマイダレに於)現象を発生させ、病気の原因となりますので一般には拒否されておりますが、少量のミネラルは各臓器などの生理活動には必要とされております。

少し詳しく説明しますと、ミネラルはビタミン類と同じように様々な種類があります。

カルシウム・リン・鉄・ナトリウム・カリウム・ヨウ素・マグネシウム・マンガン・コバルト・塩素等です。

但しイオン化したミネラルは電荷を持っていて、体内に入れば直ちに体内の電気的にマイナス部位に吸着してオ血の原因となり効果どころか弊害を生じますので、イオン化の低いミネラルについて記載して参ります。

●カルシウムは地球がカルシウムの星と言われる位、生物は総てカルシウムを含有しております。

常磁性でありアルカリ性の性質を持ち生体を磁化しており、体内生理の電気現象の元となっております。

更に竜骨や風化貝化石カルシウムは、古代ソマチストを含有し体内蛋白質と結合して多くのアミノ酸を精製しており、酵素・ホルモン・ビタミン類やミネラルの中心となって円滑な生理行っております。

骨や歯を構成し、精神的にも安定させ、活力の源の最も重要なミネラルで、生物全てに含有しております。

カルシウムの性質のアルカリ性は、体液等の過性酸素化を中和し、生体の酸化を防ぎ、ストレス等の疲労原因を弱めており、ソマチットを活生化させております。

●カリウムは心臓や筋肉を調整し、身体の浸透圧が一定になるように調整します。

筋肉を強くするミネラルで、野菜や果物に多く含まれておりますが熱に弱く、生で食せるものは生で果物や野菜を食してください。

●マグネシウムは骨や筋肉の強化に必要です。

筋肉の収縮神経の興奮を静め、神経機能を正常にする作用があり、小麦胚芽・そば粉・オートミール・豆腐・豌豆・大豆・ピーナッツ等に多く含まれ、現代の日本人は多い位摂取しており、改めて摂る必要がありません。

●鉄は強磁性で血液中のヘモグロビン、筋肉中のミオグロビンとなり、酸素の運搬を担当しております。

レバー・アユ・シジミ・煮干し等に多く含まれ、ビタミンCと一諸に摂ると吸収が良くなります。

●ヨウ素は甲状腺ホルモンの成分です。

不足する時は疲れ易くなったり、肥満体に成ります。

ヨウ素は海草類や魚介類に多く含まれ、今までの日本人の食事では不足になる事がありませんでしたが、食が欧米化し合成食品の増加では心配の必要が出て参ります。

出来るだけ海藻を食してください。

●マンガンは骨の発育にも必要で、脂肪や蛋白質の結合組織の代謝に重要な役割をしております。

骨や肝臓の酵素作用を活性化させるもので、不足の場合は骨の発育が充分に行われません。

肉類や豆類・ナッツ類やオートミール・煮干し・ヒジキ等に含まれております。

●亜鉛は体の中で行われる様々な代謝やホルモン作用に重要な成分です。

牛レバー・カキ・数の子やピーナツ・クルミ等のナッツ類に豊富に含有しております。

牛レバーや大豆は亜鉛の吸収を高めるビタミンB6を多く含んでいるので、効率よく摂る事が可能です。

●銅は鉄との関係が深いミネラルで、貧血に必要な栄養素でもあります。

骨髄でヘモグロビンを造る時に鉄の利用をよくし、更に腸管から鉄分の吸収を促進させます。

牛レバー・ココア・チョコレート等やナッツ類・ゼラチン・そば粉・マッシュルームに含まれます。

●クロームは糖や脂肪の代謝に必要な働きをするので、糖尿病の予防に必要となります。

糖尿を心配する人はクロームの多い食品を多く摂って下さい。

納豆・小麦胚芽・レバー・カキ・ジャガイモ・バター・アカトーガラシ等に含まれ、幾つか組み合わせて摂る方が有効です。

●セノンは身体の細胞内で過酸化物を分解し、細胞膜を正常にするミネラルです。

ワカサギ・マグロ・ホタテ貝・伊勢エビ・小エビ・ハマグリ・カキなどの魚介類や、リンゴ酢・牛乳・ニンニク等に多く含まれております。

病気などで特にミネラルの必要な人は別ですが、普通の方はミネラルの為に食品を選ぶ必要は有りません。

偏食せず種々な食品をバランス良く摂し摂取して下さい。

ミネラルは硬度分です。

プラスの電荷を持ち易く、プラスイオンとして存在するのが通例です。

カルシウムはイオン化するとプラスイオンになります。

体内に入るとストレス等により、マイナスの発生部位に沈着してしまいます。

オ血現象を発生しますので弊害が多すぎます。

オ血現象は諸ミネラルの沈着ですが、主として悪玉のカルシウムの沈着に依ります。

医薬品のカルシウムはイオン化カルシウムで、骨粗鬆症等に投与しても骨塩量は増加しません。

摂取しても骨に到達せず、骨塩量に成らない為です。

今は病院でカルシウムを投与するところはありません。

骨粗鬆症等の治療は、ホルモン等による治療が主に行われておりますが、必要のあるのはカルシウム自体です。

カルシウムは骨に一度蓄積して、改めて体内で骨から溶かし出されたカルシウムが正常な生理作用をしております。

古くなってイオン化の進んだカルシウムは尿等となって排泄されます。

ミネラルの場合はデドックス効果と云われる作用があり、イオン化していないミネラルが入るとイオンしたミネラルが排泄されます。

イオン化していないミネラルを摂り過ぎても弊害が起きないようになっておりますので、生物から有機のミネラルを受け継いでください。

気を付けて欲しいのは、生物から採取した有機のミネラルでも、加工すると異質な物になる事です。

熱を加えたり、濃縮したり、各種のミネラルを混合加工したりすると、イオン化したり、体液との濃度差が生じて吸収出来なくなります。

濃度の濃い果汁等で下痢する方がいますが、腸内と果汁の濃度差による物です。

発酵させて酵素化したものにも注意が必要です。

熱を掛けて変質させ、金属容器でイオン変動を生じさせ、長期保存で腐敗させる等、業者は発酵させていると云いますが疑問だらけです。

新鮮な生物を偏食する事なく摂って、必要ミネラルやビタミン群を取り入れて、健康な長寿を全うして下さい。


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