人は生きた磁石体

人は生きた磁石体

地球に生育する生物は総てカルシウムを含有している為、地球は「カルシウムの星」と呼ばれております。

カルシウムは常磁性とアルカリ性の性質を持ち、骨に一億・体液に一万・細胞に一個(細胞全身に60兆個全身にあります)保有して人体なるものを構成しており、カルシウムは人をフェルト磁石化しており、磁力は弱く、鉄と相違して強磁性では有りません。

しかし、磁力は重力の10の40乗倍の牽引力をもつて人体の電磁気現象の素となり、地球磁気に関連して宇宙磁場と繋がり、体内では磁場の中を移動する物質を電流化しております。

この電磁場は経絡現象と言われ、体液の流れや五臓六腑の成育、神経組織等の生理活動や新陳代謝に作用しております。

壮健な肉体・生命活力の溢れた肉体は、強く磁化された両極を持ち、両極間のバランスが理想的に保たれた状態の肉体に有ります。

骨塩量不足する骨粗鬆症等は人体の磁気を弱め、老化現象と呼ばれる事になります。

人は頭部と手の先をＮ極に、足の裏をＳ極に対局した生磁気体となっております。

一部磁気が弱りますと身体全体の磁気に歪みが生じ、痛みや痺れ等が生じます。

常磁性を持っているカルシウムは一度骨に蓄えられ、骨から溶かし出されて血液や体液に運ばれ、組織の細胞に蓄えられます。

骨はカルシウムの蓄蔵場所で、カルシウムを出し入れする銀行に喩えられております。

骨は磁力が一番強く、次に血管や体液の流れの周辺が強くなっており、この電場帯が経絡現象と云われております。

臓腑の磁力が弱まるとソマチットは退避行動を取って不活発となり、免疫力も低下して慢性の病気の原因となります。

この為体内磁場を正常にする磁場調整が必要となります。

是が東洋医学の経絡現象調整法で、相当な難病も繰り返して調整する事により、磁場を高め身体を若返らせ正常を保つ事が出来ます。

若さを保つ為にも経絡現象の調整を出来るだけ行いましょう。

痛みや怠さ等は不思議と消失し、体調が改善しております。

体内の磁気の仕組みは複雑で、磁気モーメント(磁気を発生させる装置。電流が流れるコイルとか、或いは永久磁石とか、何かが無ければ磁気は発生しません。発電し変換する装置を磁気モーメントと云います)を保有し、五臓六腑部は血管の網目がダイナモを形成し発電しており、その周辺は電磁場で包まれ、東洋医学で云う腎や心・肺・脾・肝・胆・大腸・小腸・心包・三焦という磁場を形成しています。

それぞれが十二の経絡現象という磁場帯が走り、各経絡現象もそれぞれが一つの磁石を形成して全体で体液の流れや五臓六腑を保持しており、経絡現象を調整して体液の流れを促進し、臓腑の障害を治療する事が出来るようになっております。

臓腑直接の鍼や灸の治療はありません。

人間磁石の末端である耳・指掌・足裏等は磁極として磁力が特に強く、全身が是等に共鳴してエネルギーの変換・調整をしており、東洋医学では耳鍼法・手指鍼法・足鍼法として活用しております。

頭部の精神神経系統の症状を足の方に刺激を与えて治療する「上に病有れば下を攻め」とか「右に病有れば左を攻め」等は、磁石の極性を活用した治療法です。

耳を柔軟にして全身の健康を保ち、手を揉んだり拍手する健康法や、石や草等の凸部を活用しての健康法は身近な元気注入法といえます。

磁気は磁極が強く、更にＮ極が強くなればＳ極が強くなり、体内の同じ磁場範囲の経絡現象にも関連します。

大腿部に刺激を加えて胸部腹部の異常を調整し感覚器に迄及ぼす事の出来るのは、磁気体としての人間であるからです。

人は自然界の生物であり、磁気を保有した磁気体です。

動く事により磁場を活性にし、自然の気である光・電磁場、温暖寒冷等は接触する事により電気的な刺激となり、人体磁気を変換・調整しております。

是等の原因はカルシウムの常磁性・アルカリ性という性質によるものであり、カルシウムの欠乏する高齢者は、活力を得る為にはカルシウムを多く摂取する必要があります。

カルシウムはカルシウム結合蛋白質と結合して、骨格をはじめ人体組織の全般を構成しております。

従ってカルシウムの含有する骨格を始め人体組織全般はカルシウムにより磁気性や柔軟性を帯び、若さや柔軟性や元気はカルシウムによる常磁性に有る事になります。

人間という磁場体の中を流れる血液のような細胞組織は電流となり、その周囲には電場が形成されます。

電場の強弱は電流の強弱と比例し、適正なる電流で人は生育し、組織細胞は新陳代謝を育んでいる事になります。

カルシウムの補充と経絡現象の調整は、薬害の心配が無い自然的な治療が可能となり、含有するソマチットの活性化を計り、免疫を高めウイルスや細菌にも抵抗する事が可能となります。

皮膚・筋肉の様に磁場面の範囲が広い場合は、全面を梅花鍼かローラ鍼或いは硬貨療法の硬貨の外縁で擦過するか、耳鍼や手針による共鳴作用で調整する必要があります。

骨格や神経細胞の走行の痛みは、主として脊椎の神経分岐点に刺激を加えて鎮痛をはかる必要があります。

神経組織においても神経鞘の磁場の調整で作用を促進させ、特に運動神経や自律神経の興奮の伝達を円滑にて内分泌に及ぼし、生理活動や新陳代謝を促進させる必要があります。

カルシウムの補充と経絡現象の調整を心がけて自然を活用し、身体の高齢化をストップさせ若さと活力で明るい元気さを取り戻して下さい。

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