【国家資格】第一種電気工事士の勉強法(ゴリ押し)
計算だけは気合です・・・
こんばんはshiioです。今日(10/4)に行われた、第一種電気工事士筆記試験の個人的な結果と、勉強方法についてお話します。
結論。あんた受かったの?
はい。自己採点ではありますが、オーム社の回答速報を見て答えあわせを行い、86点で合格基準(60点以上)をクリアできました。
ちなみに、問7、問25など答えが全くわからないながらも運で正解した問題もあるので、自分の実力のみで正解できたのは78点分程度だと思います。
勉強時間は?
第一種電気工事士のみを勉強した時間はおよそ20時間でした。
というのも、私は底辺工業高校の電気科に在学中のため、コンデンサの分圧や交流RLC直並列回路などは長い時間をかけて勉強してきました。
(令和2年度の試験に至っては問1~5が該当します)
そのため、20時間はすべて計算問題以外の勉強に当てました。
勉強法は?
学校で購入したオーム社のテキストは早急に本棚にしまい、全て過去問で勉強をしました。
過去問を解くときに意識したことは
・問題文を覚える
・答えとその理由を覚える
・不正解の選択肢とその理由を覚える
です。
10年分、計算抜きで計400問程度記憶しました。
(といってもかぶりがあるので実際は200問程度だと思います)
第一種電気工事士の問題としては、正しいもの、と間違ったものを選ぶ問題があり、同じ題材の問に対しても、正しいものを選ぶのか、間違ったものを選ぶのかで答えが180°変わってきます。
更には、選択肢の一部が改変されることでも、答えは変わります。
そのため、答えだけでなく、不正解の選択肢が何故不正解なのかも合わせて記憶しておくと、新規の似たような問題も解くことができるようになります。
例(H28 問33)
ケーブルラックの施工に関する記述として、誤っているものは?
イ. 同一のケーブルラックに電灯幹線と動力幹線のケーブルを布設する場合両者の間にセパレータを設けなければならない。
ロ. ケーブルラックは、ケーブル重量に十分耐える構造とし、天井コンクリートスラブからアンカーボルトで吊り、堅固に施設した。
ハ. ケーブルラックには、D種接地工事をした。
二. ケーブルラックが受電室の壁を貫通する部分は、火災の延焼防止に必要な耐火処理を施した。
電灯幹線と動力幹線の間にはセパレータは必要無いので、誤っているものは「イ」になります。
しかし、問題文が同一のまま選択肢が一部改変され、
「同一のケーブルラックに電灯幹線と動力幹線のケーブルを布設する場合両者の間にセパレータを設けなくても良い。」
となり他の選択肢がまた一部改変され、答えが変わる可能性があります。
その場合、先程の回答である
「電灯幹線と動力幹線の間にはセパレータは必要無い」
という答えのみを暗記していると、選択肢が変化した際、3択に絞ることはできますが、答えまで確実にたどり着くことはできません。
しかし、正解の回答と合わせて、不正解の回答とその理由をあわせて暗記しておくことで、この問題に対するすべてのパターンに対応することができます。
まとめ
過去問を使って勉強する場合は、答えと合わせて間違いの回答とその理由を覚える。
完全新規問題が大量に出ない限りは、この勉強方法で筆記試験突破できると思いますので、ぜひ頑張ってください。
ありがとうございました。
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