再放送 ひとりそたぶ169 神社

今日も再放送。七五三のネタです。

ではご覧下さい。

一夜の幻影
漫才/神様を信じるから なんだかひとつひとつに祈りたくなる ごらんひとつひとつは あんたや俺の事みたいだろ

向井:今の時期と言えば何と言ってもなごみだよな。

真中:なごみですか……?

   これから冬に向かって寒くなるし年末に向けて慌ただしくなりますし和みたくなる時はありますけども。でも11月にあんまりイメージは無いんですけど。

向井:何言ってんだお前。ほらお前も子供の頃、今位の時期にやっただろ!千歳飴持ちながら着飾って神社で写真撮るヤツ。

真中:……ひょっとすると、それは七五三(しちごさん)の事を言ってるんですかね……!?

向井:えっ!?あれ「なごみ」って読むんじゃねえの!?

真中:昔流行ったイラストレーターやアイドルマスターに出てくる事務所じゃないんですから!!普通にそのまま読んで大丈夫なんですよ。

向井:そうか七五三十五だったか。

真中:最後の十五は余計ですよ!!九九が中途半端で止まってるワケじゃ無いんだから!!

   本当に七五三やった事あるんですか……?

向井:勿論だとも。何せ五歳の頃から毎年やってるからな。

真中:嘘を吐け!!さっきまでなごみって読んでた癖に!!

   男なら五歳の時の一回限りなんですよ!!良い大人が毎年七五三やるワケないでしょうに!!

向井:いや本当だって。千歳飴も写真館の撮影も神社の祝詞も毎年早めに予約してるし。

真中:何予約してるんですか!?他所様の子供の機会を奪うんじゃないよ!!

向井:この日の為に一張羅のスーツ一式を頼んだりもしているぞ。

真中:毎年君にとって意味の無い日に無駄遣いするんじゃないよ!

向井:子供達は着付けや撮影でじっとしてらんないけど、俺はちゃんと姿勢を正して大人しくしてるぞ。

真中:当たり前でしょうが良い大人なんだから!!そこで格の違いを見せつけられても困るよ!

向井:でも光の調節や椅子の位置の設定とか面倒だよな。未だに慣れない。

真中:まさかのスピード写真!!証明書じゃないんですから!!わざわざそんなの予約してるんですか!?

向井:で、写真撮り終えたら神社に向かう。手水で手を洗って一張羅で拭いてお参りをする。

真中:ハンカチ位持ち歩けよ!!一張羅が泣いてますよ!!

向井:で、その後の神主の祝詞もちゃんと聞いてるぞ。毎年聞いてるから途中からハモっちゃうね。

真中:コンサートじゃないんですから!!静かに出来てない分子供よりタチが悪い!!

   ……毎年本当にそんな馬鹿な事をおやりになってるんですか?

向井:んなワケねえだろ。誰が好き好んでわざわざこんな事するかっつーんだ。

   こうやってアホな作り話をしてお前をからかうのが俺の唯一のなごみなんだから。七五三だけにな。

真中:君だけ神様の御加護から外されれば良いのに!!もう結構!!

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